―リズ―
〜地獄を秘める復讐の女神〜


( PART U ) 後編

ザ ポイズン ペン 著
1997





*********




1時。リズが家に到着した15分前であった。

メールは無い。

また、メッセージは留守番電話に残されていなかった。
この事からリズは、タワーで消失した人々は誰一人として外の家族と連絡をとる時間が無かったのだと察した。

彼女は何とも思わなかった。

数多くの人々の恐ろしい運命。タワーはそれら多量の怨念ごと消滅した。

10分で準備が出来た。

リズは予めコンピューターを起動させておいた。
既にウォーミング・アップされ、実行準備が整っていた。

マテソン夫人の小型化され、屋根を粉砕された小さな家は静かに受信台に置かれた。

リズにとって、“それ”を単に送り返すのは雑作もない事である。

そして、新たな標的となる巨大な建造物を安置できる様、受信台をリセットする必要があった。

”何が起こったのか”

当然行われるであろう、一連の調査に対して手掛かりと成り得る痕跡を完全に隠滅させる為に・・・。

リズは、非常に注意深く、彼女の学校の外観と思われる地点へポインターを移動し、モニターに映し出された市内地図上の長方形の箱を選択した。

コンピューターが比率を彼女に求めた時、

リズは“80/1”を入力した。

彼女は、事前に学校の敷地を周到に測量していた。
周囲を注意深くゆっくり歩き、その規模では、
受信台を6器用意すれば学校全体が容易に収められるだろうと推察した。

数分の後に、コンピューターは“ピッ、ピッ”と発信音を鳴らし、
操作ウィンドウが開かれた。

  画面表示された。

解析完了
      比率 80:1
      実行しますか?(はい/いいえ)


リズは腕時計に目をやった。1時2分だった。

「よしっ、ばっちりね。」
とリズは思った。

リズの心の中には「モンゴル戦士の精神」と表現しても過言でない猛々しいイメージの音楽が鳴り響き、勝ち誇ったかの様に

「Y(はい)」  ボタンを2度も押した。

画面には、

「(残存する)受信物を消去しますか。(はい/いいえ)」

とぱっと映し出されて消えた。

勢いでその確認にも

「Y(はい)」

と答えた。

すると、閃光がきらめいてマテソン夫人の廃屋は消滅し、
入れ替わりざっとL字型をした大きな低い建築物が一瞬のうちに出現した。


    ******************************************


同じ頃サマンサは、リズが居ない事にほっとしながら、仲間と一緒に更衣室の中で寛いでいた。着替えている時にリズが裸をじろじろ見るのが何とも嫌だったのだ。

リズはこの“いたずら”をしてから昼食をとった。

その頃には殆んど誰もはさっき食堂でのリズの行為が何かの悪趣味なとんでもない悪戯に違いないと感じていた。サマンサの我慢ももう限界だった。

もしその卑劣なレズビアンがずっと転校もせずに悪さを続けるなら、サマンサがあまりに気の毒だと思い、皆でリズを追い出す事だろう。

サマンサがシャツを脱ごうとしたまさにその瞬間、

閃光が走って停電した。

更衣室は非常灯の赤い光だけが不気味に、ほの暗く灯っていた。

サマンサは、なぜだか分からない位に怖がっている自分にふと気が付き、更にリズが食堂を去る時のあの目が蘇ってきて離れなかった。それが天井がぶち破られた時、死の直前、ずっと頭の中にあった。


リズは自分の位置が確認できる携帯型GPSを持って隈なく学校中を調査し、すぐさま体育館のある場所を特定した。

そこには男女を半分に仕切ることの出来る電動式の壁があった。体育館なら、女子更衣室にいるはずだとリズは推察した。

リズはまるで紙で出来ているみたいに指で屋根を突き破った。

コンクリートも鉄骨も漆喰も蛍光灯も何もかもふっ飛ばして突き破った穴の中に入り逃げたり、這ったり、上を見つめたりしている24人の小さい少女たちの姿を見付けた。

リズからすれば、少女達はみんな本当にちっぽけな姿であった。

殆んど誰もがリズの姿を見て叫び声をあげ、体育館の出口に向かって逃げだしたが、リズは構わずその少女達を掴み集めた。

3、4人ずつ手に掴んだ。

リズの手の中で少女達は泣き叫び、恐怖で縮み上がった。

だが、何より恐かったのは手から離されて落ちるのが、まるで何百階もの高さの建物から地面へ、身を投げ出さされるのと同じ感覚であったからだ。

僅かに逃げるのびる事に成功した者も居たが、そんなのは極僅かだけだった。

リズは構わなかった。

逃げる場所など何処にもないからだ。
 
学校の残りの連中を暫らく放っておいて、リズは自分の小さな虜囚を2回の台所へと運び、テーブルの上にどさっとぶちまけた。

名前など知る筈はなかったが、Tシャツと短パン姿からして陸上部の生徒だとわかった。その女の子は、足が地に着くや否や駆け出したが、虚しくもリズの指が彼女をかっ攫らっていった。

「よく見ておきなさい。」

リズは言った。

「あたしの言う通りにしない子がどうなるか、見せてあげるわ。」

その女の子は小柄であったが、指に力を加え始めたときに、リズにもその子が叫ぶ恐怖の悲鳴が聞こえた。
自分の命を残酷に奪おうとしている巨大な指先へ、少女は拳を何度も打ち付けていた。

ゆっくりと、またゆっくりと、リズは指先を合わせた。

自分の囚人の誰にもよく見えるように、少女を高く掲げながら。

あばら骨がボキボキ折れはじめると、女の子の口と鼻から激しく血が滴り始めた。

ついに少女はがっくりと首を後ろに反らし、魂をねじりとられるような断末魔の叫びをあげた。

口からとぎれとぎれにほとばしる血飛沫と伴に・・・。

リズが完全に指を合わせると、プチッ、プチッという小さな音がした。破裂した肉体から飛び出した臓物や腸がとぐろを巻き、少女はぐったりとしていた。

リズはそのぐちゃぐちゃの身体を指でテーブルの上へピシッと弾いて飛ばした。

少女はテーブルに落ちた。湿った匂いがしている。

女の子たちのある者はヒステリックに叫び、ある者はすすり泣いている。

あまりの恐怖に、一人が逃げようとリズから一番遠いテーブルの端へと突進した。

唸りを上げてリズの拳が彼女の頭の上から落ち、他の少女たちはその衝撃に身を投げ出された。

逃げ出した少女は一面に血を噴きだして木っ端微塵となり、塵々じりに飛び散った。

残されたものには、およそ人間であった痕跡を偲ばせるものなど何もなかった。

「他には?」

意地悪そうに笑いながらリズは詰問した。
誰も動じない。

「いないようね。」

目の前にいる少女たちが恐れているのは、
瞬時にして粉々に粉砕にされてしまう肉体の圧倒的力だった。

怯えた顔、見開いた目、青ざめて涙がつたう頬。
まさにどれもがリズにとって狂おしいほどの刺激だった。
ましてやこれら殆んどの少女達はリズがよく知る者達であったのだ。
そのおお方、リズへの虐めに加担していた者たちであった。

すべては彼女のなすがままであった。それにも関わらず、
リズは何の慈悲も持ち合わせてはいなかった。

生贄を選ぶ為に前の方へと指を伸ばすと、
魔法のように少女たちは二手に分かれた。

後ろ近くにいた一人の少女がみんなの中に身を隠そうとしたが、
誰一人としてその彼女を近づけようとはしなかった。

キャロリンは地に顔を埋め、頭を腕で覆って膝間付いた。彼女は全身を震わせてすすり泣いていた。あっさりとリズの人差し指が彼女を弾き飛ばした。キャロリンが再び腹這いで逃げようとすると、リズは指を突き立てて彼女を上から押さえ付けた。

「さあ。」

リズが言った。

「あたしはあなたの美味しそうな胸が見たいの。
アンタの着ている柔らかいブラウスのせいで、アタマがますますいやらしく見えるよ。」

「みんなも見たがってるのよ。
あたしの言う通りにしないとどうなるかもう、分かるよね?シャツを脱ぎなさい。」

リズの手から離されたキャロリンはよろめきながらも立ちあがり、半狂乱の如く泣きじゃくりながらトレーナーを脱いだ。

「ブラもよ。」

リズはその"小さな捕虜"をじっと見詰めて言った。

キャロリンは震える手でスポーツブラを引っ張って、どうにかこうにか脱いだ。そして手を両脇に揃え、頭をうなだれ、背中を丸めた格好で立った。

「うん、それでよし。」

リズは指先でキャロリンを床に叩きつけ、指先の先端でキャロリンの小さい胸をちょこちょこいじくった。

「あたしはあなたを保存しておこうと思うの。あなたはいつも、“あたしがあなたに冷たくしすぎる”って言ってたよね。じゃぁ、今から本当にそうなると覚悟しなさい。」

リズはキャロリンを掴み揚げ、上半身を後ろに反らせて冷蔵庫の冷凍室のドアを開けた。

キャロリンがキャーと叫んだその瞬間、リズはキャロリンを冷凍室の奥深くに放り入れ、扉をバタンと閉めてしまった。

「いいわ。これであたしはいつでもキャロリンを見たい時に取り出して見られるよね。
これでキャロリンは“本当の学校中で一番冷たい生徒”になれたって訳よね。さて・・・と。」

とリズは言い、いやらしい表情を浮かべた。

「残りの貴方達。5秒以内に裸になってあたしに見せるのよ。
脱ぐのが一番遅かった子はさっきの様に標本になってもらうからね。」

少女達は殆んど皆出来るだけ速く脱いで、前を手で隠して立った。

しかし、6人ばかりが地面に震え、ちぢこまって脱ごうとしない者がいた。

そんな中で唯一1人だけ、挑むように腰に手を当てて毅然と立ち、リズを睨みつけていた若い女性がいた。

サマンサ、その人である。

脱がなかった6人を、リズは指でかき集めた。

リズの指が触れると、2人以外は皆もがいて叫び声を上げて逃げようとした。がしかし、今となってそれは無駄なあがきに過ぎなかった。

リズは手のところまで口を下ろして来て6人とも口の中へと無理やり押し込んだ。

6人の泣き声、そして慈悲を求める叫び声がリズの口の中から聞こえて来ている。

そしてリズは、テーブルの上に残る少女達に生々しい殺戮の現場が目前で目の当たりさせる様に、わざと口を少し開けた。

そのままの状態で、その6人もろとも噛み砕き始めた。

それもゆっくりと。

誰かの腕がぐしゃぐしゃになっている。

脚も。

誰かのお尻が臼歯で潰されている。

まるでハサミのように鋭い糸切り歯で誰かの手が一瞬で切断されている。噛む度、湿ったバキバキ砕かれる激しい騒音が聞こえて来る。

リズが6人の少女達を更にドロドロの状態になるまで噛み砕き続けるその様は、執拗で痛々しい限りであった。

その間中、中から恐怖に満ちた叫び声が絶え間無く聞こえている。

”赤黒いよだれ”がリズの下唇から顎に伝った。

リズが口を閉じて呑み込んでしまった。

しかし、まだ尚、

中からうめき声やすすり泣く声が響いて来る。

そんな時、リズは爪で歯を掃除し始めた。

歯に詰った、
血まみれになりビリビリに引き裂かれた下着を取り除き、

サマンサの前に放り投げた。

「あたし、お腹が減っていたんです。」とリズは言った。

「お昼をあまり“何人”も食べていなかったものですから。」
リズは自分のジョークに微笑んだ。

「死んでおしまいなさい!」
サマンサは声を張り上げ叫んだ。

リズはサマンサが何と言ったのか、かろうじて聞き取る事が出来た。

「あなたはどうせ私達みんなを助けるつもりなんて無いのでしょ、
あなたの余興に付き合う気なんかさらさら無いわ!この、狂った女っ!」

リズは、ミニサイズのサマンサを睨み付けた。

その恐怖心は、膨らむ憤りに呑み込まれていった。
サマンサがこれほどのタマだとは予想だにしなかったリズ。
そんな勇気を称え拍手をしてしまいそうだ。

サマンサの訴えが全て無駄だと気付くなり、リズはぱっと満面に笑みを浮かべた。まだニヤニヤしながら、リズは片足を掴み、爪の先で衣服を摘んで、脱がし始めた。

手間のかかる作業だ。サマンサはもがいたり、身をよじったりして必死に抵抗したのだ。

「これっ、やめなさい!この変態、レズ女!早く放しなさい!」
止まらない陵辱を受け続け、サマンサが悲鳴をあげた。

サマンサを素っ裸にすると、

リズはその小さなピンクの肢体を自分の口元に持ち上げて、舌先を端から端まで這わせていった。

あまり感覚が無かったが、いたぶっている対象を知っているというだけで、次第に息が荒くなり、指を使ってサマンサの股間を自分の舌先に押し付けるのだった。

リズにひとつの考えが閃いた。

サマンサをテーブルの上に降ろし、仰向けにし、腕を頭の上で組ませ1本の指先で身動きできない様にした。

「これでよし。そこのあなた!」

とリズが言うと、他の少女達の一人を指差した。

「ここに来なさい!」

震えながらも、少女はこれに応じた。

「よし」

リズは満面に残忍な笑みを浮かべた。

「サマンサの足の間に入るのよ。舐め始めな!」

少女は、ほんの一瞬たじろいだが、頭上に聳える巨体を見上げて震え上がった。サマンサの股間に四つん這いになった。

「だめー!」

と叫ぶサマンサ。

「これー!ケリー、触ったな。きーさーまー絶対に・・・。うう・・う・!」

少女の唇が恥丘に触れるや、サマンサの臀部がぴくついた。

「この変態野郎!腐れレズたち野郎のバカ! きさま・・・う!」

ケリーの舌が、自分の中に分け入ってくると、サマンサの怒りは、その性的興奮に比例して膨張していった。本意ではない体の反応に羞恥心を覚え、サマンサは卑猥な言葉を叫ぶのだった。

「犯しなさい!ケリー、このくそレイプ女! 火炎地獄で燃えちまうがいい!このオメ○しゃぶり!」

この光景に大喜びのリズ。
録画するビデオカメラがあったらとも思ったぐらいだ。だが、どっちにしてもこのイメージがいつまでも彼女の脳裏に残ることを想像してみた。

「今度はあなたとあなたよ!」

とリズが言い、もう2人の少女を指差した。殆どが立ち去っている中、
まだ何人かかがショックのあまり、立ちすくんで見つめていた。

「こっちへ来て、手伝うんだよ!」

膝をがくがくさせながら、2人の少女は、サマンサの乳房をそれぞれの手と口を使っていじくり、リズの言われるがままにした。

リズの額に玉のような汗が浮かび始めた。
自身の性的興奮の極みに前身を身震いさせていた。

「そろそろこのかわいいパーティも別のもっと面白いところに移したほうがいいかな。」

リズは立ち上がり、空いた手をスカートにかけて足首の周りにくしゃくしゃと引き降ろした。

木綿のパンティは、正面全体を覆う布切れがぐしょぐしょだ。
リズがそれを引き下げると、ネバネバが房状になっていた。

陰唇は膨れ上がり、粘り気のある液体が細く下から垂れる。
その性腺の臭いは卓上サイズの囚人達には強烈なもので、全員が萎縮し、またあまりの近さや量に怯えた。

リズは、指を自身の泉に浸し、ゆっくりと拭い、濡れて光る指を引き出した。

サマンサを取り囲む少女達にその指をはたきつけ、濡らすと、脇へ押しやり、今度はその感覚を楽しむように指をサマンサの小さな肢体に上下に這わせた。

ようやくサマンサを解放すると、その手全体を彼女と3人の少女の上に置き指で檻を作った。

そして注意深く手の中に彼女達を引き寄せて、紅潮した顔の前に持ち上げた。

「みなさん、ご馳走は私をとても幸福にするのよぉ♪」

とリズは言って、みんなに投げキスをした。

「で、サマンサ先生・・・私の両親に会ったら、よろしく言ってね。」

そして淫靡な笑いを浮かべて、リズは手を恥骨のところまで下ろし、小粒な熱い肢体を自身の陰唇に擦り付けた。

絶叫を上げ、小さなもてる全力で抗う少女達だった。

ゆっくりと、彼女達を窪みの中に擦りいれ、肉体のずっと奥深くに動かしていった。4人全員が中へ滑り込むと、今度は、リズは指を使って更に深く限界まで押し入れた。

「ううぅ・・・!」

彼女達が中でうごめくのを感じると、リズは呻き声を上げ始めた。

彼女達の抵抗が引き起こす疼きに気が遠くなりそうになった。

しかしそれでも物足りなかった。手を伸ばしテーブルから小さなピンクの肉体を一握り掴むと、また荒々しく内部へと押し入れた。

残った少女達は悲鳴を上げ悲運から逃れようと四方八方に逃げ惑い始めた。

しかし、1人たりとも逃げられなかった。

1人、2人、そして手にいっぱい、リズは彼女達を拾い上げては飢えた湿った割れ目に送り込んでやったのだ。

自分の体の中にこれほど詰めた事はリズも今まで経験がない。

小さな少女達はそれぞれ、リズの膣括約筋の収縮力にもがき苦しみながら、力を込めた。リズはあまりにぎゅうぎゅうに詰め込んだ為、小さな生徒たちを落とさないように指で割れ目を摘まんでおかなければならないぐらいだった。

不運にも最後になってしまった少女2人はもはや内部には収まることができず、リズの外陰唇に指で無理やり押し付けられ、たちまち潰され死んでしまった。

彼女達の血がリズの分泌液と混ざり、リズも更にぬめぬめに滑り易くなった。

もはやリズは徐々に足がフラフラつき、立っている事が出来なくなり、膝をつき、キッチンのフロアに仰向けに倒れこんでいった。

息を弾ませ、地震のようなオーガズムが体の端から端に通り抜ける度にいきみ、オーガズムが更に進み、まるで塔が倒壊するような激震に至ると、リズの心臓を激しく引き裂かんばかりだった。

「うううううっ!」

リズは頭を後ろに振り乱し、唸り声を上げながら指の間に挟まっていた2体の残骸と化した屍を床に落とし、巨大なお尻でぐちゃぐちゃに潰してしまった。

リズは手をぎゅっと握り締め、小さな身体が押し潰されて行く感触を感じ取りながら粉々に握り潰した。

リズの衝動が頂点に達したころには、少女たちの半数はもう、既に生きてはいなかった。

何人かは握り潰した時に窒息死していたが、殆どの者は肉が千切れる程、濡れた壁に叩き付けられたか、リズの掌の中で握り潰されたかの何れか、その両方で容易く事切れてしまっていた。

生き残った者でさえ負傷していない者など一人もいなかった。

エクスタシーの最高潮に達すると、彼女は本性を徐にし、粉々になった小さな身体を探し始めた。
生存者の多くは、骨折や内傷を負っている。

折れた骨が無残に引き千切られた肉に突き刺さっている状況で身動きのとれる者など殆んどいなかった。負傷程度が最も深刻な者は、リズの腿の間に横たわり、微かにうめいているのがやっとであった。

屍と負傷者の一群の中にリズはサマンサの赤毛を見付け、彼女を摘み上げた。片方の腕は不自然な角度に曲がっている。

しかし、それを除けば他の者に比べ比較的軽傷に思えた。
完全に精神的に麻痺してしまったサマンサは、リズに摘み上げられると、泣いたり、すがったり、自分を摘まんでいるリズの指にキスしたりした。

「お願いリズ、あなたが喜ぶ事なら何でもするわ、何でもよ。わたしは、まだ死にたくないのよ!」

彼女は折れた腕でリズにしがみ付き、しくしくと泣いていた。

リズは哀れなサマンサを冷ややかに見つめて、言った。

「さよなら。噛み切った一片サイズ。」

リズはささやいた。

リズは頭を後ろに傾けて、
彼女の口を開け、
小さな赤毛の女性を摘み上げて
彼女の巨大な口の谷間の上空にぶら下げた。

「やめてっ! リズ!! 御願い、いやあぁぁぁっ!」

サマンサは必死に金切り声で叫んだ。

リズはサマンサの哀願も微塵の慈悲も無く黙殺した。

彼女の小さな身体はそのまま、待ち構えるリズの巨大な口の中へと落とされた。

リズは、サマンサに最後の幸せと恐怖を同時に体験させる為に、
わざとリズの口の中での悲鳴で確認して15秒与えた。

そして、口から“ずるずる”と鈍い音が聞こえて来た。

呑み込んだ。

悲鳴は徐々に薄れていき、そして完全に途絶えた・・・。

サマンサは、自分の生徒6人たちの血の残り、潰された残り、そして噛み砕かれて断片とされた血みどろの残骸に歓迎され、彼女の人生最後の恐ろしい数分を過ごす事になった。


*********


箒と塵取りを持って来ると、リズは死亡した者や傷を負った少女たちの山を掃き、流しへ捨てた。

血みどろで、滅多切りにされ、リズの唾液に塗れ、更に塵取りに付着した汚れで茶色く染まり、とても衛生的には思えなかったので、それらには全く“食欲”をそそられそうにも無かった。

リズは暫らく考えた後、ある戸棚のところへ行った。

既に死亡してしまった者はまだ幸運であった。
リズがオーブン・クリーナーを全体に吹きかけると、生き残っていた者は想像を絶する苦痛に悶えた。

彼らは、瞬間的に肉を溶かされ、泡となって消えてしまった。
ほどなく大きな骨だけが幾つか残るばかりとなり、リズはこれらを排水管へと流した。

リズがまだ身に付けているものは、ブラウスとブラジャーのみになっていた。

汗でずぶ濡れになった肌にかろうじて張り付いているそれらの服を彼女は居間に投げ捨てた。

“両親に小言を言われないかしら・・・。”
などと考えながら彼女はにやりと笑った。

冷蔵庫の方へと歩みより、ドアを開けて思案しながらリズは立って中を凝視した。

見つめていると彼女の小さな“生菓子”が空腹の渇望を刺激していた。

実のところ、数日間ろくに食べるものが無かったのだった。

小さな人間どもは食してやるにはスリリングであったが、
それで“満腹”になる事はなかった。

そこに立っていると、地下にまだ怯えきった小さな軽食たちがいっぱいの学校本体があることに彼女は気付いた。

残酷そうな笑みが満面に広がったのだ。
冷蔵庫のドアをばたんと閉めると、リズは足音を忍ばせて食べ物を探す為にそおっと地下室へと向かった。

”たくさん、いる!”

リズがいなくなっている間に、数百人の生徒と数人の教師が学校から出て、立って排気室の険しい鉄製の壁を見詰めていた。

リズを一目見るや、その間から一斉に悲鳴が上がり、群集は我先に校舎の中へ逃げ込もうとひしめき合い、争って人を掻き分け始めた。

その為に、リズは手を伸ばして容易に片手に一杯の人間を掴み取る事が出来た。

今、20人もの人々が彼女の手に鷲掴みにされているだろう。
リズは素早く人々の面々を調べると、

その中には嘗て自分が良く知っていた教師がいるのに目を留めた。

「あら、こんにちは。エドモンド先生。」

怯えきった歴史教師に向かって微笑みながら、もう片方の手を優しく振って、彼女は挨拶した。

彼女はそれから躊躇う事も無く、
どんどんその人間たちを口へと詰め込んでいった。

(逃す事無く。)
そして、
”くちゃ、ぐちゃ”と騒音を立ててゆっくり噛み砕き始めたのだった。

裂かれた衣服、激しく砕かれた身体の各部位などが、飛び散る、身の毛もよだつ雨、霰となって運動する彼女の巨大な唇から群集たちの頭上へと次から次へと

“ボタボタと”降り注ぎ、

彼らを阿鼻叫喚させた。

当初、リズは両手を合わせて群れの中へ沈め、一口ずつ掬い取っていた。

しかし、群集の数はまだまだ減らない状況であった。

そこで、彼女は頭ごと持っていき、出来る限り素早く、

”口一杯に”頬張り始めたのだ。

頻々に噛む事になったが、そんなことは厭わなかった。
生存していた概ねの人間たちが目前の校舎へと逃れたい切望もその寸前で打ち砕き、

リズはおよそ300人をも平らげ、

”満腹”を感じつつあった。

最後の数人を片手で掴むと、彼女は次々と一人ずつ空中へ“トス”をして口の中へ放り込んでいった。

まるでポップコーンの様に。

彼らは口へ落とされると即座に噛み砕かれ、
もはや馴れ親しい微塩味がひろがるであった。
「ふう。」

リズはコンピュータ端末近くの椅子に背中から崩れ落ち、片手を胃袋の上に当てた。

”満腹”だった。

「うわっ、すーごぉーい。」

裸の腹の上に手を置いてみた。
その時、何百人もの小さな人間どもが胃袋の中で窒息しかけて一斉に抗っているのが感じられた。

注意深く頭を下の方へ持っていくと、確かにそこからは無数の叫び声・呻き声が聞こえてくる。

リズは 学校の方へちらっと目をやるまで、多数の人々が2階のガラス窓に手や顔を押しつけて、自分が見られている事に気付かなかった。

その時、彼女は自分が裸であった事に気付き、顔をしかめた。


”あたしのおもちゃどもに覗かれている----。”

そう考えると彼女は無性に腹が立ち、同時にひどく興奮した。

満腹になると、リズの本能は肉欲を求めた。

誰にも反応する隙を与えずに、リズは行動していた。
学校の外壁の一部を壊して手を突き入れ、中を弄った。

一摘みの肉体が手の中でのたうち回ると、彼女は自分の席に戻った。

そこでなら----

彼女は考えたのだ----

余計な愚案など考えないようにさせられる。

学校から引っ張り出した5人の小さな人間のうち、3人はまだ少年だった。

リズは彼らを右の拳で握り、指に加わる抵抗の感触を楽しみながら、握り潰した。

手から血糊がシタタリ落ち、彼女は猫のようにそれを舐め尽くした。

それから拳を開いて3人のバラバラになった身体を全部口の中へと放り込み、まるで、血みどろのチューインガムの様にそれらをゆっくり

”くちゃくちゃ”と音をたてて噛んだ。

左手に持った2人の少女達には、少年達に与える振る舞いの一部始終を目前で曝け出してやった。

リズは身震いしている少女達に恐ろしい微笑を向けた。

「あなた達。今あたしがしたことを見たでしょ。こんな目に会いたく無かったら、あたしに何かやってみせない。」

少女の一人が何やら叫んでいる。リズには何を言っているのか理解出来なかったが、何をすればいいのかと、尋ねているのだと見当をつけた。その通りだ。

「二人でキスするのよ。」
リズが言った。

少女達が体を強張らせると、リズは拳を握りしめ始めた。慌てて彼女たちは唇を押し付け合い、瞳の片隅でこの狂った女巨人を見詰めた。

「何をやればいいのか察しが着いていたんでしょ。舌を見せるのよ。」

顔を近づけ、睨み付けてリズは言った。

少女たちは、すすり泣きながら不本意に言われたとおり相手の口の中へ舌を滑り込ませた。

「いいじゃない。とてもいいわ。さあ、服を脱いでエッチしない。」

少女達はぱっと身を引き、一人がリズに向かってヒステリックに繰り返し何事か叫んだ。

リズは眉をひそめ、近くへと身を屈めた。
やがて彼女はその子が言っていることを理解した。

「私達は姉妹なのよ!」
それを聞いたリズはけらけらと笑った。

「すっごいじゃない!」
信じられないほど倒錯していた。

「さあ、裸になって辱め合いなさい。さもないと、アンタたちはあたしの昼食になるだけだよ。」
彼女は唇を舐めて強調した。

ぎこちない仕草で2人の少女は服を脱ぎ始めた。
泣きながら、そしてしばしば中断して抱き合いながら。
その中断をリズは息を吹きかけて促した。

その行為は自分たちの意志に反していたが、2人の姉妹は荘厳だった。
出来る限り相手を気遣って体を合わせる思いやりの中に、愛情がにじみ出ていた。

彼女たちはやがて空中の巨大な顔が驚いたことに、泣いていることに気がついた。

「誰もあたしを愛してくれやしない。」
低い声でリズが言った。

「誰もあたしを抱擁したいなんて思わない。誰が....、化け物なんかと。」

リズはまだ太股と顔をぴったりとくっつけて抱き合っている姉妹に目をやった。

「あたしは愛情なんて信じない!初めから無いんだよ! そんなもの!大っ嫌いだよ!」
涙を流しながらリズは言った。

「嫌いよ!大っ嫌い!」

次の瞬間、リズは少女たちを床に投げつけ、二人の頭を踵で踏み潰した。

バリバリと不快な騒音がする。

やがて足元は暖かく湿り、カーペットに広がっていく。

残酷にもリズは、更に少女たちを跡形も無くなるまで踵で踏み躙り、すり潰して、後には濁った染みがだけが残った。


リズは死神のように椅子から立ち上がり、受信台へと歩み寄った。

怒りの叫び声を上げながら、小さな校舎の片端に拳を振り下ろすと、爆弾が爆発したように、レンガや鉄、ガラスの破片が飛び散った。

傷を負い血まみれになった、数十の人々が八方に放り出された。

リズは唸り、拳で壁を二枚突き破り、
更に数十の人々がぐしゃぐしゃに押し潰された。

まだ更に、鋭い悲鳴を上げ、急ぎ逃げ惑う小さな人間たちを、
何度も何度も手で叩き潰す。

まるで虫でも相手にしているかの様に・・・。

小さな犠牲者たちは怒り狂ったリズに怯え、ギラギラした目で睨まれると、失禁してしまう者さえ多くいた。

百以上の人々が息絶え、学校の4分の1が損壊したところで、ようやくリズの激しい衝動は収まった。

リズは机に戻り、腰掛けて腕に顔を埋めるとすすり泣きを始め、
やがて疲れきって眠ってしまった。



数時間が過ぎ、太陽が地平線に触れた。
校舎の中では、人達が無言のまま大急ぎで怪我の手当てをすると同時に、身を隠せる場所を探している。

日が沈むと、リズは目を覚ました。

「パパ?」

リズは寝ぼけて言った。

口内に残留する、珍しい味覚に舌鼓を打つ。

「痛いっ」

手を動かした拍子にリズは声を上げた。校舎を壊すときに傷めてしまったのだ。

校舎の屋上にいた見張り役がそっと中に戻り、この事を伝えた。

リズが目を覚ました。

静けさが、恐怖と共に広がっていく。

徐々にリズは記憶を取り戻した。

学校。

座ったまま振り返り、緊迫した雰囲気の漂う背後に唸った。

「あった、記憶通りね。いいえ、もしかしたら、思ってたよりちょっとひどく壊れてるかしら。」

リズは顔をしかめた。どうしても思い出せない。
あの姉妹は誰だったのか、必死に考えてみても、
到底思い出せそうになかった。

「ああ、そうだわ。寝不足だったせいね。少なくとも2,3時間は眠ったわ。」

お腹が鳴り、空腹に気付いて驚いた。

「そんなに長い間眠っていたなんて。でも、晩御飯の在り処は分かってるわよ。」

リズの顔に笑顔が広がった。

上の階のトイレで用を足してから、屑篭を空にし、それを持って下へ降りた。今度は、校舎の屋根を引き剥がし、部屋と部屋、レンガとレンガ、という具合にバラバラに崩していった。

そう、ついこの前迄は同級生や教師だった、
小さな小さな食べ物を探して。

それらを発見する度に屑篭へ放り込む。
一時間もすると、校舎は瓦礫の山と化し、
屑篭の底では四百人程の小さな人間たちが震えていた。

リズは間違いなく何人かが格好の隠れ場所を見付けていなくなっている事を知っていた。
しかし、彼女は気にもかけなかった。
行くところなど何処にも無いからだ。

次の”おいしい朝食になることだろう。”


リズはキッチンへの階段を上り、爪切りを手にして、エビの殻でも剥くように虜囚たちの服を切り始めた。

服と一緒に手や足も切断してしまったが、そんなことは構いやしなかった。

彼女は作業を続けながら、それらの部位を口の中へ放り込み、ゆっくりと噛んだ。

籠の中にいる人間の多くは、手足を切断する恐ろしい爪切りの危険にさらされるより、自ら進んで脱衣する方がまだましと苦渋の選択をした。

コンロの下からリズは母親が持っている一番大きいフライパンを引っ張り出し、その中に囚人の半分を投げ入れた。

小さな恐怖の叫び声が魅力的だった。

それから彼女は自分を楽しませるために一番かわいらしい顔の女の子を一つ掴み、ボウルの中に入れておいた。

フライパンの中にはトマト、玉葱を入れ、それに油をふりかけた。中にいる者は皆、何が起こるのかを知っており、その泣き声が不憫だった。

口笛を吹きながら上に注意深く蓋を被せて、リズはフライパンをオーブンの中へと放り込んだ。

彼女はオーブンを約160℃にセットした。

正直なところ、あまり早く出来上がり過ぎて欲しくなかったのだ。

コンロの上では油の入った大きなポットを温めていたが、それはいつも母親がフレンチポテトを作るときに使うものだった。

泡が立ち始めると、リズは籠の中から小さな裸の肉体を片手に一杯掴み、油の上にかざした。小さな体でよくこんな大声で叫ぶものだと彼女は思ったが、ポットの中へと落とされた時の悲鳴には比べるべくもなかった。長く続いた、というからではない。数分のうちに、肉が焼ける強烈な匂いがキッチンを満たした。

リズはストレーナーを使って小さい丸まった体を油から引き上げ、ペーパータオルで叩いて乾かした。

キツネ色でパリッとしていて、塩をふって食べてみるととても美味しかった。

体力を失った者から、オーブンの高熱を受けて倒れていく中、リズはたっぷりの油で揚げたちっぽけな人間たちを、次から次へと適当な数にまとめていった。

籠に残ったのが100人を切り、そのどれもが泣きじゃくって最期の時を待つようになり、ひどく取り乱して泣いたり叫んだりしている数人を除いて大多数の者が観念した頃、リズはミキサーの半分までミルクを注いだ。

これに、ちっちゃな人間たちを丁度いいだろうと思う数、そう全部で70人位加えていく。

ミキサーのスイッチが入るや否や底に行った者たちは、回転刃で切り刻まれたり、液に溺れて息絶えたが、てっぺんの者たちは朽ち果てるまでにはだいぶ間があったので、自分たちの下でうめいたり金切り声を上げている人間の塊が、物凄い勢いで高速回転する刃で一番底の者が粉砕されるにつれ、ゆっくりと沈んでいくのを、嫌という程感じさせられたのだった。

そんな時、リズはガラス越しに彼らに手を振って微笑んだ。

こうして出来たドロリと、真っ赤な、
甘くてしょっぱいミルクセーキを、
リズは冷蔵庫に入れて冷やした。

籠の底を覗き込みながら、リズは残りの30人程の人間たちをどう利用するかを、あれこれ考えた。

「残り物なのね。」

彼女はクスクス笑った。その眼がエポキシ樹脂の使いかけのチューブに止まった途端、わくわくするような素晴らしいアイデアが閃いた。

食事の支度が整う頃には、リズの皿には、絶妙な火加減でローストされた男の子や女の子たちが山盛りになり、それにたっぷりの油で揚げた人間どもが添えられ、冷えて霜の付いたグラスには、血のように真っ赤なミルクセーキが注がれていた。

彼女は、ささやかな家庭料理を作り終えた。

首には、うめいたり泣き叫んだりしている残った30人の人間どもの、
互いの手と足をエポキシ樹脂でくっつけて誂えた、
面白い“活きのいい”ネックレスを掛けている。

後で“ニスでも塗ってみるといいかな”とリズは考えた。

リズはグラスを持ち上げて、まだボールの中に残っていたちっちゃな女の子たちに乾杯した。

「とにかく今夜のところは、あたしのベッドは空っぽじゃないわ。」
リズは心の中でそう、呟いた。

「申し分のない恋人たちよね。セクシーだし、奴隷のように従順だし、それに後で特製シナックをご馳走してくれるんだものね。」




第2部

-完-


あとがき

コピーライトの日付からおわかり頂ける様に、以前からこの作品に魅入られてきました。だが、どうして今迄和訳がなされなかったのでしょうか?
それは、わたしたち日本人には受け入れ難いタブーがふんだんに盛り込まれている作品であるからかも知れません。
作品の最大の焦点であるリズの特殊な生い立ちからの複雑な心情を見事に表現しています。

もう一つのこの物語のポイントとなる、物体縮小テレポートシステムである。
“物体をある所から別のところへ移動させる能力”{量子移動理論}、
“物体の物理的な大きさと質量を完全にコントロールする能力”{量子変換制御理論} 
これらを複合して可能となる“量子高速転送理論”の応用を原理とした縮小転送装置である。

御存知の方もおられるでしょう、先日まで劇場公開されていた、
『タイム・〜』という映画に登場するタイムマシンと全く同じ原理なのです。この作品では元来高速転送装置で開発したもの、転送中にワームホールが開きタイムトラベルを起こす内容であるが、同じ原理の発想を7年前完成されたこの作品に盛り込むとは、
原作者の先見の発想は素晴らしいと思います。
これにより、壮大なスケール感を生み出しています。

ぎゅうたろう


投稿者注: - 記 -
1、単位変換。
和文小説としてより、違和感なく、且つ拝読者が理解し易い為、
本作品翻訳では完全単位変換(英→和、feet→m,cm) 表現を実施しています。
0.3048m/1feet
2.54cm/1inch 換算 桁端数切捨て

3、付加表現について
直訳では、狭義表現で状況理解し辛い場面においては、
翻訳者の計らいにより、あえて原文には含まれない表現を
付加表現させて頂いている部分があります。
より、解り易くする為の役割と考えております。御了承下さい。
これにより、より迫力あふれる情景描写を実現しています。

以上






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