ずうぅぅんん!!
突然、地面が揺れた。
「な、なんだ!?」 俺は驚いた。
ずうぅぅんん!!
「じ、地震・・・? いや違う。」
その大きな振動は、だんだん大きくなってきた。
ビルの最上階にいた俺は、窓から外をみた。
ずううぅぅんん!!
ずうううぅぅんん!!!
「ま、まさか!?」 俺の顔はひきつった。
その地響きが、ある音に似ていることに気がついたのだ。
「あ、足音・・・?」
そんなことがある訳はない。
しかし間違いなく、何か巨大なものがこちらに近づいてくる気配がする。
窓ガラスが、振動でびりびりとゆれていた。
ふいに目の前のビルに影がよぎり、何か大きなものが姿を現した。
最初、それが何だか俺には分からなかった。
しかしすぐに俺は、それが信じられないくらいに巨大な女性だと気がついた。
「そ、そんな!?」 俺は絶句した。
彼女は、俺の元恋人の由美香だった。
ちょうど俺の目線の位置に、由美香の巨大な胸があった。
彼女は胸元が大きくはだけた服を着ていた。
由美香の巨乳だけでも、ビルの7〜8階分ぐらいの大きさがあった。
「で、でかい! でかいすぎる!!」
こんな非常識なことが起こったにもかかわらず、俺の目は由美香の胸に釘づけになった。
巨大化した由美香の胸はものすごく大きかった。
俺は、何が起こったのかを理解できずに、ぼんやりと彼女の胸を見つめてた。
しばらくの間、由美香はそこに、じっと立っていたが、
やがて彼女は微笑み、俺のいるビルの方に向かって、歩き始めた。
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