《 他力本願 》 今日は寒いので編
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冬・・・凍てつくような寒さの日々。
しかし、そんな寒い日でも我らが防衛隊の戦いは続くのであった!!
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部下A : 「大臣、たいへんです、雪山に巨大女子高校生が出現しました!」
防衛大臣: 「な、なんということだ・・・」
部下A : 「か、彼女は冬なのに・・・寒くないのでしょうか?」
防衛大臣: 「巨大娘には寒さなど関係ないのだろう」
部下A : 「すでに戦車部隊が出撃しましたが、雪山でうまく移動できません」
防衛大臣: 「むむむ・・・」
部下A : 「それに正直な話・・・我々防衛隊の武器では巨大女子高校生にとても勝てません!」
防衛大臣: 「分かっている、彼女と戦えば我々は全滅だ」
部下A : 「このままでは、巨大娘は都心に進撃するかもしれません」
防衛大臣: 「もうこうなったら、スーパー戦隊に戦ってもらうしかない」
部下A : 「スーパー戦隊なら・・・寒いので石油ストーブの前から動きたくないそうです」
防衛大臣: 「それならアメリカンヒーロー達を呼べ!」
部下A : 「暖かい部屋から外に出たくないそうです」
防衛大臣: 「そ、そうだ、我らにはウルトラマンがいるではないか!」
部下A : 「外に出たものの、あまりの寒さに近所の民家の布団に避難したそうです」
防衛大臣:
「わはははは・・・ダメだ、こりゃ」
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こうして、今日も街は巨大女子高校生に支配されるのだった。
(他力本願 終わり)