《 箱舟の伝説 》
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遠き昔、宇宙女神のきまぐれにより地球に大異変が起こった。
天変地異により、地球に大雨が降りそそいだ。
大洪水により、世界のほとんどが滅亡した。
この時、箱舟に乗った人間と動物だけは助かった。
それより、数万年の月日が流れ、人は都市を創った。
あの恐ろしい大洪水の事も忘れ去られた。
しかし、あの箱舟に乗って助かった悲しい思い出をはっきりと覚えているものがいた。
ネコさん達である。
ゆえに、ネコさん達は箱があれば、必ず入るのだ〜。
だから、ネコさんが箱に入っても不思議に思わないでください。
ネコさんは、遠き日の悲しい箱舟の記憶を今も忘れていないのですから。
(終わり)
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