地面の上を、無力な小人達が右往左往している。 たちまち、パニックに陥る都市。 あは、可笑しい! ほらほら、はやく逃げないと、踏み潰しちゃうよ。 ビルの上に座る私。 人間の造った建物は、私の体重をささえきれず、あっさりと崩壊する。 なんて弱い。 笑ってしまう。 立ち上がる私。 ねぇ、私のお尻、大きいでしょう。 もう一度、座ってあげようか? それとも、この黒いブーツで踏んであげようか? どんな方法でも、思いのままよ。
でも、まだまだ、こんなものじゃ、満足できないの。 街の全てを潰してあげるわ、このウルトラボディでね。