性的な描写、暴力的表現があります。20歳未満の人は読まないでください。
《 この世界は「えっちなおねえさん」のモノになりました 》 01
CG画像 June Jukes
文 みどうれい
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(登場人物)
『亜理紗』
典型的な「えっちなおねえさん」で、たくさん遊んできた。
奔放な性格と大胆な行動、いつも前向き。
脱ギャルしたつもりだが昔のくせで中途半端なギャル語を話す。
身長500m、 300倍サイズの巨人になる。
『俊介』
亜理紗の恋人。エリートサラリーマンでSEXがうまい。
『雷太』
亜理紗の元カレ。 筋肉系のヤンキー。
もう一度、亜理紗の恋人になりたいと願う。
『田野崎』
かって、亜理紗のストーカーをしていた30歳男性。
『銀河 と ケイ』
ホストクラブで働くホスト、2人ともかなりのイケメン。
巨大化した亜理紗の乳首奴隷にされる。
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第1章 巨大化しちゃった
私は呆然としていた。
状況がよく分からない。 どうなっているの?
自分がとても高い位置から、街を見下ろしているのは分かる。
しかし、それは高層ビルの屋上から見ているという中途半端なものではない。
地面には無数のビルや建物が林立し、その屋上部分が上から見えている。
いつも、あのビル群を私は見上げていたのに、今はそれを見降ろしている?
数十人の人々が働いているだろう雑居ビルが小さい、片手で握れるサイズ。
道路を走るとても小さいモノが、車だとはっきり分かった。
航空写真の視点・・・とは違う、飛行機の高度(数千m)になれば地上のビルはもっと小さい。
ヘリコプターに乗って都市の上空(数百m)を飛べば、こういう光景が見れると思う。
しかし、私はヘリコプターになんか乗っていない。
足を地面に置いている。 それなのに、はるか上空から街を見下ろしている。
理由は分からないけど私は大きくなったみたい。
身長は何百mもあるに違いない。
何これ、私って大きい、いや何と言うか、超大きい、ウルトラ大きい。
私は常識を超えた巨人になっていた。
確認のために目線を下にして、じっくりと地面を観察する。
これは誰かが造った都市模型の可能性はないの??
怪獣映画の特撮とかに使う・・・いや違う! 間違いなく本物の街だわ。
とにかく自分の大きさを知りたい。
建物の高さから自分の大きさを推測してみよう。
えっと・・・事務所
ビル1階分の高さって・・・
床面から天井までが270cm。天井内が50cm。床の厚みが30cm。
と考えたら、ビル1階分の高さは
平均で3m50cmぐらいかな?
あそこに見えるビルは14階建てだから、
14階×3.5mでだいたい49〜50mの高さになる。
地面を踏む自分の足と比較して、そのビルは身長の10分の1くらい。
えっと、私の身長は高さ50mビルの10倍だから・・・。
「え、え、えええ!」今更だが焦る。
今の私の身長は500m、
元の身長は170cmだったから・・・
300倍サイズの超巨人になっている。
え、そんな、ありえねー!ちょっと待ってぇ。
そうだわ、計算方法が間違ってるのよ。
ビル1階分の高さって・・・
床面から天井までが260cm。天井内が30cm。床の厚みが30cm。
と考えたら、ビル1階分の高さは3m20cm。
それならあの14階建のビルは約45mの高さ、
私がそれの10倍の大きさなら身長は450m、250倍の巨人??
うがー、計算めんどいから、もう300倍の巨人でいいわあ。
えっと、300倍サイズの女性の体重はどれくらいなのかな?
私の元の体重は60kgだったから、
それが300×300×300倍になったとして、約1620000000kg、
なんと160万トンの重さ!
いや、なんか肉体が鋼鉄よりも強化されているような気がする。
実際にはもっと重い可能性もある。
もしかしたら500万トンくらいあるかも?
これでは、踏んだ地面もめり込むに決まっている。
そんな・・・超ありえんてぃー。いったいこれから、どうすればいいの?
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