《 地下街に入れない 》
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今日、私は散歩をした。
私はとても体が大きいので、街を歩くときは気をつかう。
うっかりしていると、誰かを踏んづけてしまうかもしれないからだ。
ふと見ると地下街の入り口があった。
入ろうとしたのだけど、私の足だけしか入らない。
そのまま、そこに座り込んでいたら、街の人たちが騒ぎ出した。
私が大きなお尻で地下街への入り口を塞いでしまったので、皆が入れなくて困っているらしい。
誰かが通報したのだろう、パトカーに乗って警察の人まで来ちゃった。
あぁん・・・もう、困っちゃう。
しかし、私の巨体が恐ろしいのか、私に文句を言う人は誰もいなかった。
私はしばらくそこに座っていたのだが、皆に迷惑をかけては悪いと思い、
立ち上がって、また散歩を続けたのであった。
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