月野和レナは健康で可愛い高校生の少女だった。
そんな彼女はネットで奇妙な広告を見つける。
<緊急告知>
宇宙から飛来した奇跡の宇宙金属! コスモパワープラチナ!!
10万年前に地球に飛来した隕石の金属破片を
当社は秘密ルートで入手しました。
職人の手でイヤリングやネックレスに加工済み。
これを持っていれば、いかなる願いも叶う。
限定60個のみ!!
今なら特別価格であなたの家に配送します。
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見るからに怪しい広告だ。本物とは思えない。
しかしレナは何となく心ひかれ、ネットでそのコスモパワープラチナのイヤリングを購入する事にした。 数日後、通販会社から送られてきたそれは、銀色に輝くイヤリングだった。
何でも願いがかなうって本当かな・・・レナはその宇宙金属を試してみる事にした。
レナは可愛い女の子だった。
しかし彼女の体は身長155センチとごく普通サイズ、おまけに貧乳である。 これが気に入らない。少なくとも身長170センチは欲しい。 胸ももう少し大きい方がいい。
いつも鏡の前に立ち、とても豊かと言えない胸を見つめ、グラビアモデルのように美しい自分の体を想像していた。レナは男たちがびっくりするほどの美人女性になる事を望んでいた。
レナはその隕石のイヤリングを両耳につけて願いを言う。
「宇宙から来たコスモパワープラチナ様、レナはどんな男の人でも私に注目するような美人になりたいです。どうか願いを聞いてください」
突然、頭の中に声が響く。
(汝の願い、かなえてやろう)
え、え、何、今の声は!! レナは驚く。 謎の声は彼女を無視してさらに続く。
(我は侵略宇宙人ゼダンの残留思念なり。
遠き昔、我はこの宇宙の全てを支配するために旅に出た。 しかし不幸な事故に遭い、我は闇の彼方に砕け散った。こうして10万年の時を経て、我と交信できる者に出会えて幸運だ。望み通りお前に地球を支配できる力をやろう)
何・・・なにを言っているの?? 地球を支配できる力って・・・。
明るい光が彼女の全身を取り囲んだ。
最初は何も感じなかった。それから自分の息づかいが荒くなっているのに気が付いた。
突然、凄まじいパワーが彼女を襲う。
どくんっ!!
うん!?なに、今のは? レナは焦る。
どくん、どくん、どくん...
え!?何、今の!?
どくん、どくん、どくん..
「うううっ、くぅっ!!むっ、胸がくるしい...!!」
「ふっ、...。くっ、苦しいわ...。何か、むっ、胸が...ぐうううううっっっ!!!
うううっ、うむむむむむっ!!! くっ、くるしいいい!! たっ、たすけて!!? 」
凄まじい熱さと苦痛!!
いけない! 本物だ。 レナは直感する。この宇宙から来たという金属隕石の破片は本物だったのだ。 しかもとんでもない邪悪な意思を持つ存在。
レナは慌てて両耳のイヤリングをはずして捨てようとするが、彼女の耳に密着してどうしても取れない。
あまりの体の熱さにスマホで病院に連絡しようとするが、レナのスマホは彼女の手の中でグシャッと砕けてしまう。 後で気がついたのだが、この時点で彼女は、硬い機器でさえ握り潰すことができる・・・そう、人間をはるかに超えた怪力を手に入れていたのだ。
イヤリングはつけたまま、光の放射はとまらない。
「あああああぁぁぁっ!!!熱いぃぃぃ!! むっ、胸がはじけるうううぅ!!
うあああっっ!!? ひっ!!? ひぃぃぃぃ!!!?
あああっ!!わっ、私の、の、の、胸が....胸が膨らんでる...!」
どんどん酷くなる胸の苦しさと体の奥からこみ上がってくる熱さで、レナは自分が何を口走っているかもハッキリしなかった。
荒い息の中自分の胸を見る。それは2個の気球のようにゆっくりと膨らんでいた。彼女のバストサイズは78センチから120センチぐらいまで大きくなっている。
胸だけではなく身体も大きくなっていた。少しずつ、少しずつ大きくなる。
彼女の身長は155センチだったが、今は170センチ以上になっている。
望みがかなった! しかし巨大化は全然止まらない。 胸はますます勢いを増して膨らんでる!
レナの身体は大きくなっていたが、もちろん服は大きくならない。
ぶちぶちっ!!びりびりびり!!
「ああああっ!!ふっ、服っ!!服がぁ!!!」
何と、レナの服は胸の膨らみに耐えきれずに引き千切れてしまった。さらに大きくなる彼女の胸は、そのような重さを支えるように作られていなかったブラジャーを勢いよく弾き飛ばした。
そんな...本当に胸が膨らんでる!? カラダが大きくなっている・・・。
ブラジャーからあふれ出たレナの裸の乳房は余りにも大きかった。
レナの脚、特に太ももはより逞しく大きくなっていた。
彼女の足がより長く、より大きくなった時、彼女のニーソックスもはち切れた。
胸はさらに大きく盛り上がる。
黒い髪の毛が輝くような光を放つ。それが背中と肩に流れていく。
ついに彼女の服が完全に引き裂かれ、魅力的な大人のボディが露わになる。
「え、何、これ、大きくなり過ぎよ!! ちょっと、誰か止めてえ!!!」
彼女が望んだのは、身長170センチくらいの美貌の肉体。
それなのに、今の身長は3mを超えている。
家の天井の高さは2m70センチくらい。立っていられないのでレナはしゃがんでいる。
しかし、これはまだレナの「仮の姿」だった。
彼女は「真の姿」になる運命。
彼女の全身が燃えるように熱い。
「はぁッ!」
レナが何かに導かれるように股間に力を込めると、ゴゴゴゴ…とカラダが燃え、
クリトリスの下から、湧き上がるように、何かが、何かがッ!
ああッ! くる、くるううう!
と、とんでもないモノが私の股間にいぃぃ!
く、く、クルー、あ、あ、誰か助けて・・・。
ズル…ンッ!!
「それ」は、ほぼ一瞬で「生えた」。
健康的に輝き、欲望を剥き出しにした、屹立する巨大な肉棒…。
巨大過ぎるペニス・・・男性器がレナの股間に生えていた!!
その男性器は普通の男性のモノよりもはるかに太く、猛々しくそびえ、びくんびくんと脈打っている。
ペニスの先端はテラテラと輝き、もうすでに先走り液を出しかけている。
「いやああああああ!!! こんなのイヤよおおお!!」
閃光が雷のように走る。
パワーが彼女の身体に勢いよく流れている。
彼女の目は大きく開かれた。
巨大なふたなり娘となった彼女の頭が天井にぶつかる。
今のレナの身長は6メートル以上だった。
まだまだ巨大化は止まらない。
彼女の頭は天井をぶち抜き、足は床にめり込む。
急速に大きくなっていくボディ。
「あああああ、家があああああ、いっやああ、私のうちが潰れてしまう!!」
30階建てマンションの17階にある彼女の自宅が、レナの巨体に内部から破壊される。 父が外出していたのは幸運だった。
階下にすむ住人の悲鳴が聞こえたような気がするが、もうレナにもどうしようもない。
轟音と共にレナは天上を突き破った。床は彼女の重さに滅り込んだ。両脚は床を破り下の階へと降りていく。 それでも大きくなり続ける。
コンクリートは砕け、ほこりが舞い散る。
レナは目を見開いた。
尽きることの無いエネルギーの波動を感じていた。
その熱い夏の日、彼女の肉体は爆弾のように彼女の住むマンションの壁をぶち破った。
巨大な胸とヒップは建物をより激しく砕いた。
彼女が、より高く、より高くそびえ立った時、コンクリートと鉄筋が内部より破壊される。
ぐおおおおおんん!!!
轟音と共に彼女の住んでいた30階建てのマンションが爆発し、瓦礫が崩れ落ちる。
レナはとんでもない巨人に成長していた。
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