《 お兄ちゃんと私 禁断の小人契約 》
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第11章 巨大化幻想
ズウウウンン!!
未知の衝撃が全身を襲う。
不快な感じではない・・・。なんと言うか、すごく強くなった気分。
いつの間にか自分の服装が変わっているのに驚く。
私はいつものアイドル衣装を着て、青空の下に立っていた。
え、え、え、ここは何処なの???
私は部屋でお兄ちゃんと遊んでいた筈なのに。
ふと自分の足元を見る。
それは
奇妙な光景
だった。
私は玩具の都市模型の上に立っている。
しかし、すぐに状況を把握する。これは都市の模型ではない!!!
本物だ、本物の都市の一区画。
縦1m、横1mくらいの大きさの都市の上に、私は立っていた。
間違いない!
私は巨人になっていた!
それも大都市を蹂躙できるサイズの巨人に!
そ、そうだ! お兄ちゃんはどうなったの!?
私は自分の胸元を見る。
確か身長18センチの小人になったお兄ちゃんをパイズリしてたのよ。
すぐに感じた。
ものすごく小さなお兄ちゃんが、私の胸の谷間で生きている。
よかったあ〜。お兄ちゃん生きていた。
私は感動のあまり泣きそうになる。
お兄ちゃんと遊んではいたけど本気で潰すつもりはない。
身長18センチのお兄ちゃん、
私が大きくなった事により、私から見てさらに小さな微生物サイズになってしまった。
この状況なら私の巨乳の重さに、一瞬で潰されるけど、
何かバリアーのようなものでお兄ちゃんは守られている感じがする。
あの「小人契約」にあった「女神が遊ぶために小人を保護する」という項目、
あれが、お兄ちゃんを守ってくれたみたい。小人契約をしていて、本当によかった。
さて、何がどうなっているの?
お兄ちゃんの無事を確認した私は周囲を見回す。
奇妙な光景、空は青空なのに周囲の地面は白い光の平原が広がる。
その白い平原は地平線の果てまで続いている。
そして足元には、私から見て縦横1mくらいの都市の1区画。
な、何、これ、ちょっと、どうなっているの〜!?
パニックを起こす私、どうやら別次元の世界に来たと理解できた。
深呼吸をして、もう一度足元の状況を確認する。
いけない、私は巨大化して都市を踏んでいる!
きっと大勢の人を踏み潰しているわ。いくら何でも無茶苦茶よ!
「こんなのイヤよ!家に帰りたい!」
心の中でそう叫ぶ私。
その瞬間、私はまた自分の部屋にいた。
お兄ちゃんを胸の谷間にはさんだままで・・・。
ちょっと・・・今の都市は何だったの?
興奮して幻覚を見たのかしら?呆然とする私。
ふと胸元を見る。 小さなお兄ちゃんは無事だと分かった。
でも動かない。ショックで気を失っている。
大きな私とのプレイは刺激が強過ぎたみたいね。
全く抵抗できない小人に愛おしさを感じる。
ふふ、メイはまだまだ満足してないわ。
お兄ちゃん、たっぷり遊んであげるわ。
その時の私は「巨大化幻想」を見たせいか、異常なまでに興奮していた。
自分の運命の歯車が昨日とは違う方向に回りだしていた。
そう、もう、普通の女子高生にはもどれない。
お兄ちゃんといっしょに違う世界に行くのよ、メイは。
(続く)
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