《 遊んであげる 》


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 の体の奥底から湧き上がる性欲・・・。

 そう、私は小さなを見てすごく興奮していた。

 私は手のひらの上の彼に、唇を押し付け舌を這わせる。

 彼は恐怖の悲鳴を上げる。

 彼の悲鳴と非力な抵抗は、私を激しく興奮させる。

 私は彼をゆっくりと舐め回す。

 彼がどんなに抵抗しても無駄だ。

 彼の身長は2センチもない。

 私の力に勝てるわけがない。

 抵抗するのに疲れた彼が、手のひらの上でぐったりしている。

 その姿を見て、私の身体の中に抑え切れない衝動が沸き起こる。

 私は大きく口を開き、完全に彼を口の中に放り込んでしまう。

 口の中の小さな体を感じながら、彼を舌で転がし、甘噛みをして遊ぶ。

 のた打ち回ってもがく小人の感触・・・。

 舌に伝わる彼の恐怖・・・。

 その心地よさに、私は悦びの声を上げる。

 素晴らしい快感が、私の全身を貫いていた。

 もっと彼と遊びたい・・・。

 そう思った私は、わざと舌の動きを止めて口を開いてやる。

 彼に助かる希望を与えてやるためだ。

 暗く濡れた口の中でもがいていた彼は、外の光を見て、最後の力を振り絞る。

 小さな彼が私の舌の上を這い上がってくるのを感じる。

 彼は私の口の外に出ようとしている。

 彼が最後の希望をいだいて唇の外に体を乗り出した時、

 私は無慈悲にも口を閉じ、唇で彼の腰から下を捕らえてしまう。







 彼は必死で暴れるが、私のからは逃れられない。

 そして私はマカロニを飲み込むように、彼をつるっと口の中に飲み込む。

 私は再び彼の身体を、舌と歯を使って玩ぶ。

 動く力すら無くなった小さな彼の絶望が、口の中に伝わってくる。

 私は彼が恐怖に怯えて震えているのを感じ、くすくすと笑う。

 明日から毎日、彼と楽しい時間を過ごせるだろう。

 それは私に素晴らしい喜びを与えてくれるに違いない。

 明日は、彼と何をして遊ぼうかしら。

 私はそう考えながら、ゆっくりと彼を口中で転がすのであった。




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