《 お願い! 妖精王 》
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男がいた。
彼は「大きな女性」が好きだった。
大きな女の看板を見たら、すぐに抱きつく程、好きだった。
この情熱を押さえきれない。
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『何でも願いをかなえてくれる妖精王が、異世界にいる。』
男はこの伝説を信じて、異世界バイストン・ウェルルへ旅立った。
長い旅路の果て、彼は妖精王に出会い、お願いをした。
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男 「妖精王様、私は大きな女性が好きなのです」
妖精王 「・・・それが、どうかしたのか?」
男 「大きな女性と、結婚させてください」
妖精王 「汝の願い、聞きとどけた」
妖精王は、魔法で彼を小人さんにした。
そして、大きな女性を紹介してくれた。
男は彼女と結婚した。
そして・・・、
その後、男がどうなったか・・・?
知っている者は、誰もいない。
《終わり》
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