《 お願い! 妖精王 》 U


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 男がいた。

 彼は 「女性のお胸」 が大好きだった。

 歯医者さんに行っても、美人医師の胸ばかり見つめていた。



 「世界一大きな胸の女性」 と、恋人になりたい!

 この情熱を押さえきれない。


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 『何でも願いをかなえてくれる
妖精王が、異世界にいる。』

 男はこの伝説を信じて、異世界バイストン・ウェルルへ旅立った。

 長い旅路の果て、彼は妖精王に出会い、お願いをした。

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 男 「妖精王様、私は
大きな胸の女性が好きなのです」

 
妖精王 「・・・それが、どうかしたのか?」



 男 「大きな胸の女性を、紹介してください」

 妖精王 「汝の願い、聞きとどけた」



 妖精王は、彼に、
巨人女を二人も、紹介してくれた。

 巨人女は小さな彼を、
玩具として使用することにした。




 そして・・・、

 その後、
がどうなったか・・・?

 知っている者は、誰もいない。


 《終わり》


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