《 巨大娘の島 》
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その日、島に巨大娘が、上陸した。
島の男たちは、驚いた。
彼女の足元で、右往左往していた。
誰も、彼女に抵抗しようなどと、考えなかった。
なにしろ、彼女は大きすぎる。
「島の全員が力をあわせても、彼女には勝てない」 と、皆が分かっていた。
やがて巨大娘は、この島の支配を宣言した。
逆らうことなど、誰にもできない。
人々は、彼女に無条件降伏したのだった。
それから3年の月日が流れた。
そして、今も、島は巨大娘が支配している。
(終わり)