《 エレベーターの思い出 》
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<第一話>
エレベーターの (閉ボタン) が磨り減っています。
急いでいる人は、つい押してしまうのです。
でも、このエレベーターでは、(閉ボタン)を押す必要はありません。
何故かと言うと、
とても
背の高いエレベーターガールさん
がいるからです。
ちなみに彼女の身長は2m40cmくらいは、ありそうです。
私は、今日も
彼女
を見上げてしまうのでした。
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<第二話>
今、私は出張のためニューヨークに来ています。
ここアメリカでも、エレベーターの (CLOSEボタン) が磨り減っています。
外国でも、急いでいる人は押してしまうのです。
しかし、私は (CLOSEボタン) を押すつもりはありません。
何故かと言うと、
とても
背の高い女の人
が乗っていることがあるからです。
エレベーター内の密室で、彼女と二人きりになる時もあります。
彼女の大きな身体に圧倒され、ぞくぞくします。
先日、私は
彼女
に声をかけてみました。
私なんか相手にしてくれないと思っていたのですが、
彼女は、ごく普通に返事をしてくれました。
それから私は、彼女と仲良くなりました、今夜はデートです。
彼女は、とても心の優しい女性です。
今度、私は彼女に結婚を申し込もうかと思っています。
(エレベーターの思い出) 終わり
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