《　身長１億５０００万kmの巨大娘と　戦って勝つ方法　》

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　飛行機に乗っていた教授が、隣の席の助手に言った。

教授 ： 「退屈しのぎにゲームをしないか？　交代で質問をしよう。
　　　　　質問に答えられなければ相手に罰金を払う。
　　　　　私は誰よりも博識なので罰金は５万円。君の罰金は５千円でいいよ」

助手 ： 「受けてたちましょう。先生からどうぞ」

教授 ： 「地球から太陽までの距離は分かるかね？」

　助手は黙って５千円払った。

教授 ： 「約１億５０００万kmだ。この程度のことが答えられないとは勉強が足りんな」

助手 ： 「・・・・・・」

教授 ： 「さぁ、君の番だ。何でも質問をしたまえ」


助手 ： 「では先生、身長１億５０００万kmの巨大娘と戦って勝つ方法を答えてください」

　教授は必死に考えた。
しかしいくら考えても、地球よりも、ずっと、ずっと大きな娘を倒すなど不可能だ。






　とうとう目的地に着いてしまう。

　教授は５万円を払って助手に尋ねた。

教授 ： 「降参だ・・・解答を教えてくれ」

助手 ： 「実は私にも分からないのです。先生なら知っているかと思ったのですが」

　助手はそう言って、５千円を教授に払った。



（終わり）

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