《 きつねの兄弟物語 》
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弟きつね : 「兄ちゃん、お腹すいたね」
兄きつね : 「そうだな、それじゃ、狩りに行くか」
兄 : 「それじゃ、エサ取ってくるからここで待ってろ」
弟 : 「待ってよ、兄ちゃん」
兄 : 「なんだ弟よ」
弟 : 「そっちのお山は、最近、巨大娘さまが出現しているそうだよ」
兄 : 「なに!! 巨大娘さまだと、それじゃ、狩りに行けないな」
弟 : 「うん、だから今日はボクが獲物を捕まえたから、これ食べよう」
兄 : 「なんだと、お前、狩りができるようになったのか!?」
弟 : 「喜んでくれるの、兄ちゃん」
兄 : 「あぁ、兄はすごく嬉しいぞ」
弟 : 「兄ちゃんが喜んでくれたら、ボクは幸せだよ」
弟 : 「それじゃ、これを半分ずつ食べようね、きっと美味しいから」
兄 : 「あの〜、それは私の尻尾なんですけど」
(きつねの兄弟 終わり)