50階以上もありそうな高級マンション。今人気のハイグレードタワーマンションね。このサイズだと600世帯くらいは入っていそう。きっと最上階は一戸で数億円はするだろう。
いいなぁ、私も「彼」といっしょにこんなリッチな家で住みたかったわ。超豪華マンションで彼と二人だけのランチ、いいわぁ。・・・でもね・・・もう、巨大な私を満足させてくれる彼なんか何処にもいないの、ふふ。
だって、さっき私が巨大化した時、私のお尻で小さな彼をプチッて押し潰しちゃったんだから。あははは。 だからこのマンションにもう用はないの。
ビル前に停車している高級車をブーツで無造作に踏み潰した後、マンションの正面に立つ。50階建てのマンションも巨大化した私の肩の高さしかない。
私は今から自分がやろうとしているコトを想像し股間を熱くする。
誰かに見せるかのように胸をゆっさ、ゆっさと揺する。ぞくぞくする感じが高まる。
乳首はもう固くなっている。あぁん、えっちなワタシ。胸に手を当ておわんの形にして、乳房の重みを計る。この巨大なおっぱいをビルに押し当てたら、どれだけ楽しいかを思い巡らす。
天使のように微笑み前へ進む。そのハイグレードマンションに巨大な胸を押し付ける。私の乳房の重みにビルの上層階がめり込んでいく。
なんか楽しい。たのしーわぁ。 より強く、さらに強く押し付けていく。私の胸はビルの天井を突き抜け、砂糖菓子よりも無力な側壁が破壊される。
一瞬で壊すのはもったいない。私はビルから身を離す。ビルの上層階には私の胸のカタチにめり込んだ大穴。ちょー大感激!!
胸についたコンクリートの埃を払い落とし、ビルに穿たれた自分の乳房の痕跡を、注意深く見つめる。さすがは耐震性に優れた日本のマンション。これほどの大穴が開いたのに立っている。さっすがね。
でも、もうこのマンションは使い物にならない。ならば美しい私の手で引導を渡してやるのが慈悲というもの。
両手を組んで振り上げ、思いきり振り下ろす。瞬時に美しい腕が上層階5階分くらいを叩き潰す。
両腕が建物の中に入ったまま力任せに上下に動かし、一気に30階部分まで押し下げる。
マンションの中はパニック状態になっているようだ。1階玄関から外に逃げ出そうと人々が飛び出してくる。 まぁ逃げたい者は逃げればいいわ。幸運な者は生き残る権利があるんだから。 ビルの破壊を続ける。
マンションに体を寄せて体重をかける。私の豊満なバストがマンションにめり込むと、その衝撃でマンションが大きく揺らぐ。私はマンションを抱き締めるようにしてのしかかる。
誰かと相撲をしているみたい。 もちろん私の大勝利よ。
建物は巨大化した私の体重を支え切れず、宙に埃と破片を噴出させながら雪崩のごとく倒壊し崩れ落ちる。 あららら、もう壊れちゃったの。
ものっそい弱いわ、あっけない。まぁ、私が強すぎるから仕方ないかな。
初めて高層ビルを押し潰した感触は、めっさ楽しいの一言。
マンションの瓦礫の中、私は立ち上がり仁王立ちになる。私の身体はもちろん傷一つない。あぁ、私の股間がとっても、とっても熱くなっているわ。
ふと地面を見ると、このマンションから逃げ出したらしい者が、数十人くらいで土煙の中を必死に走っている。あらあら、私がゆっくりビルを壊してあげたから、この小人たちは生き残るコトができたみたいね。
あぁん、私ってなんて優しいのかしら。
いいなぁ、そうだ、美しい私の姿を学校の皆にも見せてあげよう。
みんなきっと驚くわ。先生も喜んでくれるに違いない。
うふっ ふふ、楽しいな。
まだまだ遊べるわ。楽しい時間は始まったばかりなんだもん。
そうして私はゆっくりと、私の友が待つ母校の方へ歩き出すのだった。
(終わり)
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