《 他力本願 》 窓拭きが忙しいので編

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部下A : 「大臣、たいへんです、街に
巨大女性が出現しました!」

防衛大臣: 「なんということだ・・・」



部下A : 「我々防衛隊の武器では
巨大な彼女にとても勝てません!」

防衛大臣: 「分かっている、彼女と戦えば我々は全滅だ」

部下A : 「このままでは、街は彼女に制圧されてしまいます」




防衛大臣: 「もうこうなったら、かめんライダー軍団に戦ってもらうしかない」

部下A : 「かめんライダー軍団なら・・・今、別の場所で悪の怪獣大首領と戦っていて動けないそうです」

 






防衛大臣: 「そ、それならスパイダーマン呼べ!」

部下A : 「アルバイトの窓拭きが忙しいそうです」








防衛大臣: 「そ、そうだ、我らには鉄人があるではないか!」

部下A : 「あれは動かないんですけど」

 




防衛大臣: 「わはははは・・・ダメだ、こりゃ」


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 こうして、今日も街は巨大女性に支配されるのだった。


(他力本願  終わり)


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