《 往 診 》
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トンプソン医師(先生)は、今日も、私の家に診察に来てくれた。
私はいたって元気なのだから、本来なら、自分で病院に行くのが普通だろう。
しかし、私はこの家から出られない。 なぜなら今の私は・・・、身長6mもあるのだから。
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3ヶ月前のことだった。 何の前触れも無く、私は大学で巨大化した。
当然、服が破れて、私は素っ裸になった。
私はパニック状態になり、大暴れしたらしい。 もちろん大学は、てんやわんやの大騒ぎだ。
幸いにして誰も怪我をさせたりしなかったけど、私は街にいられなくなった。
私は今、父さんが田舎に建ててくれた「私のサイズにあう大きな家」に住んでいる。
父さんが「お金持ち」で、本当によかった。
住む家はなんとかなったけど、人目があるので、街に行くことはできない。
私・・・、はやく元の大きさに戻りたい。
一生、身長6mの大女だなんて、とんでもない話だ。
そんな私の心の支えが、この村の医者のトンプソン先生だ。
先生は、本当に優しい。 私の家に自分からやって来て、こう言ってくれた。
「僕が、必ず、君を元の大きさに戻す方法を見つけてあげます。」 と・・・。
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「それでは、裸になってください。」
往診に来てくれたトンプソン先生は、いつものように私に言う。
「あの・・・、やっぱり・・・全部、脱がないといけないんですか?」
私は遠慮がちに尋ねる。 体が大きくても私は女の子なのだ。
医者とはいえ、男の人の前で裸になるのは、すごく恥ずかしい。
「当然です。 全部脱がないと、診察ができません。」 先生は平然と言う。
私は恥らいながら、服を脱ぐ。 先生は台の上に乗り、私の胸を検診する。
私の部屋は、特注で作った大型の家具が置いてあるので、こうして見ると、
先生が小人になったみたいに見える。
しかし、やっぱり私が大きいのは事実なのだ。
しばらくしてトンプソン先生が叫ぶ。 「むむ、いかん、やはり血行障害を起こしていますね。」
私の体が大きくなったため、心臓に負担がかかり、血液がうまく循環しなくなる事がある。
先生はそう言っていた。 私はとても不安になる。
血行障害を起こさないためには、「患部をマッサージし、血液の流れをよくする」しかないのだそうだ。
「それでは、治療をします。」 先生はそう言うと、私の左の胸を揉み始めた。
「うっ・・・。」 私はくすぐったさと、恥ずかしさを感じ、歯を食いしばる。
先生は私のことを思って、やってくれているのだ。 我慢しないといけない。
「マッサージしないと・・・、よくならないんだよ。」
先生は何故か、言い訳をするように言う。
先生の小さな手が、ゆっくりと私の乳首を撫でまわす・・・。
先生の手はとても小さかったが、その動きは、リズミカルで優しかった。
それは最初はくすぐったかったけど、不思議なことに、だんだん快感に変わっていった。
「後、30分くらい、マッサージするからね。」
トンプソン先生の声が響く。 その声は、やけに嬉しそうだった。
だけど、先生の声は、もう私には聞き取りにくかった。
信じられないわ、小さな男の人に身体を揉まれるのが、こんなに気持ちがいいなんて・・・。
「あぁ・・・。」 不思議な快感が、私の全身に走る。 私は目を閉じてのけぞる。
そして翌日も、先生は私の大きな身体をマッサージしに来た。
その次の日も、 そのまた次の日も・・・。
トンプソン先生は、裸になった身長6mの私のカラダを、毎日2時間ずつ揉み続けた。
トンプソン先生が医者ではなく、実は、近所の「エッチなおじさん」だと私が知ったのは、
それから10日後のことだった。
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