性的な描写があります。20歳未満の方は読まないでください。 《 真夜中の体育倉庫 》 第13話 ---------------------------------- 俺は恐怖と快感のため、頭がどうにかしそうだった。 現在、十倍サイズの愛花が俺の顔を右手で覆っている。 左手は上半身を握っている。 そしてそのまま彼女の淫猥な舌に下半身をねぶられているのだ。 巨大な舌に俺の太ももと睾丸、そして根元からペニスが舐め上げられる。 全く周りが見えない状況だから、不安でたまらない。 何が起こっているのか全く理解できないのだが、 俺が体験していることをありのままに言おう。 「恥ずかしい」と言ったら、顔を覆われた。 「何も見えなければ恥ずかしくない」という判断らしい。 「指で触られたら痛い」と言ったら、舌でペニスをしゃぶられた。 「指よりも舌の方が柔らかいから安心だ」という判断らしい。 ほんとに、わけ分かんねー! としか言えない。 いちおう意思疎通をしているように見えるが、全ては彼女の思うまま。 根本的に話が通じていない。 というか、こちらの話を聞く気がないのだ。 痴女とか、強引な娘とかそんなレベルではない。 もっと恐ろしい巨人の力の一部を、今、俺は全身で味わっているのだ。 |
俺の皮膚の感覚が彼女の動きを把握しようと鋭敏になっている。 愛花の今後の動きしだいで俺の人生が終わるかもしれないのだ。 下半身がゆっくりと何度もしゃぶられている。 「目隠しプレイ」という遊びがあると聞いた事がある。 そういう風俗のお店に行ってお金を払ったらしてもらえる。 客の男性を裸にして目隠しをして、ベッドに柔らかく縛りつける。 それから綺麗なお姉さんが男の体を優しく触ったり、舌で愛撫したりして楽しませてくれるらしい。 次に何をされるか分からないので、そういう趣味の男性には快感が倍増するらしい。 ネットで知っただけで、もちろん経験する事など一生無い筈だったが、俺はその「目隠しプレイ」を巨大な娘の舌によって、何倍もの迫力で体験させられているのだ。 ちゅちゅ、ちゃぷ、ちゃぷり、、、、 しゃぶる音が聞こえる。 舌の先が俺の両足をこじ開けて、さらに股間へと入り込んできた。 あらがいようのない力に圧倒される。 「んん…、美味しいですわ」 熱い巨大な舌のねっとりとした感覚、あふれ出す蜜のような唾液。 何度も繰り返される舌による愛撫。 自分でするオナニーなどとは比べ物にならない、その何倍もの快感が俺の下半身を支配する。 巨大な愛花の匂いが周囲に充満している。 この状況では見えないが、ブルマに隠された股間から女の蜜液が流れ出しているのだろう。 顔を右手で覆われている状況でも、指の隙間から彼女の匂いが侵入してきて俺の周囲に満ちる。 彼女の匂いを肺一杯に吸い込む。 うう・・・くせになりそうな甘い匂いだ。 彼女は俺の匂いが好きだと言っていたが、俺も同じ嗜好になるのか・・・。 ペニスは激しく勃起していた。 彼女の舌はまるで意思をもった別の生き物かのように淫猥に動く。 快感の渦に落ちていく・・・何も見えない状況、俺の体は巨大な指に押さえつけられて全く抵抗できない。 「うふふふ、ちゅっ、ちゅっ、 健一さんったら、 ぴくぴく、もがいていますね。 私の舌で感じているんですね」 次の行動を選択する権利は彼女だけにあった。 俺にはどうしようもない。 何度も舌の先が俺のペニスにふれては離れる。 いきそうになると、舌は股間から太ももの方に離れていく。 靴も靴下も脱がされている。 今の俺は裸足だ。 その足先の5本の指まで巨大な舌が綺麗にしゃぶる。 足の裏をしゃぶられた時はあまりのくすぐったさに「うひゃぁ!」と叫んでしまう。 舌先は足首と太ももにイタズラし、またペニスに触れては離れる。 まるで俺を簡単にはいかせないような計算された動き。 快感にペニスはフル勃起状態がおさまらない! シャツはまだ脱がされていないが、その中で乳首がびんびんになっている・・・。 「あ、あぁ、やめて、刺激が強すぎるよ。 愛花ちゃん」 俺は情けない声であえぐ。 「うぐうぐ…、ちゅちゅ、 え、やめて、ですって? 何を言っているんですか、 ペニスをこんなに大きくして。 私には健一さんが、私にしゃぶってくださいと おねだりしてるようにしか見えませんが」 巨女は笑う。 うう、舌攻めの次は、言葉攻めかよ・・・。 しかし、確かにこれほど股間を勃起させていては「やめて」と言っても 説得力がない。 羞恥心に顔が真っ赤になる。 しかし、心とは関係なく、とても気持ちよくなっていく。 あ、あ、あ、腰が抜けそうな凄い感覚。 「まだいったらダメですわ。 もうちょっと我慢してくださいね いっしょに、もっと気持ちよくなりましょう」 なおも俺の下半身がしゃぶられ、ペニスがなま暖かい感触に包まれ続ける。 巨大な舌が俺の股間をまさぐっている。 性的な快感と恐怖が入り混じり、頭がどうにかなりそうだ。 そのとき、俺の顔を覆っていた彼女の巨大な指が離れた。 なおも左手で握られたままなので動けない。 巨大な彼女は深呼吸をしていた。 息を吐き出していた。 熱い吐息が俺の体を洗い流すように吹きすぎていく。 「あ、あ、健一さん、 貴方を思って、私の胸が震えています。 責任とってくださいね」 彼女が俺をその巨大な胸の前に運ぶ。 巨女のおっぱいの壮大なふくらみをたっぷりと鑑賞することができた。 セーラー服に隠されて見えないが、感じすぎて愛花の乳首が勃起していると想像できた。 快感の海で溺れているのは俺だけではないらしい。 「さぁ、私の胸を愛撫してください」 彼女はそう言うと、セーラー服の巨大な胸に俺の体を押しつける。 「わっぷ」 俺は焦る。 巨大な肉の塊、大きく盛り上がった彼女の乳房に押し付けられる。自分がどれだけ無力であるか再認識させられる。 この乳房の重みをかけられただけで俺が押し潰されてしまうと分かる。 柔らかいけど強靭な女の胸の迫力を服地ごしに感じる。 身動きも取れない状態であるが、舌による愛撫とは違った快感が走る。 「うぐぅ、出るよぉ!」 性的な我慢も限界だった。 情けない声と共に、俺のペニスから樹液がほとばしり出る。 激しい快感がはじけた。 熱い白濁した俺の体液は、何かでさえぎる事もできず彼女のセーラー服にぶちまけられた。 果ててしまったのだ、俺は・・・。 「うふ、一杯でましたね。 まぁ、今の私には小さな滴ですけど・・・ セーラー服に貴方の匂いがついて嬉しいです。 でも、健一さんのお初は口で欲しかったなぁ。 だから、こうしてしまいます」 再び、俺の目の前に巨大な彼女の唇が迫ってくる。 舌は俺の股間を何度もなめ回す。 下半身が巨大な舌に愛撫される。 「うひひひぃいいいいいいい」 俺のペニスが吸引されている。 ピンク色の舌先に襲われ、さっき放出したばかりなのに、またもや俺の股間のペニスはいきり立つ。 「うはあぁあぁ…・んん」 またしても俺は快楽の叫びを上げる。 二回目の限界が来た。 俺の全身がビクビク痙攣して、熱い迸りを巨人の口の中に吐き出す。 ドクドクドクドク これほど長い射精の感覚を味わったのは初めてのことだった。 「ちゅるるる、ずずずず…ぺろん」 愛花は嬉しそうに目を細め、大量の精液の全てを、ごくりと呑み込んだ。 「ぷはぁ…ちょっと少ないですけど、美味しかったです」 ちゅぷっと音をたて、彼女は俺の下半身から口を離す。 甘い彼女の吐息が全身に降りそそぐ。 俺は完全に彼女に支配されていた。 @@@@@ 賢者タイムという言葉がある。 男性が性行為をしたあと、それまで感じていた興奮が引き、冷静沈着→脱力→魂の抜け殻状態に陥ってしまう時間帯らしい。 今の俺は少し冷静になっていた。 もう安心だ。 愛花も嬉しそうにしている。 この女も満足しただろう。 もう少ししたら、俺を元の大きさにして家に帰してくれるに違いない。 甘い期待が頭に浮かぶ。 その時だった。 予想しない事が起こった。 ぷるるる・・・ぷるるる・・・ かすかな音が聞こえる。 携帯電話の呼び出し音だ。 誰かがTELをしてきたのだ。 愛花が座っている体育倉庫のマットの上を見る。 そこには愛花に無理やり脱がされた俺のズボンが落ちていた。 携帯の着信音は、俺のズボンのポケットからしていた。 折れ曲がった、あの携帯スマホはまだ完全には壊れていなかったのだ。 やばい・・・。 俺は焦る。 愛花に「携帯スマホを持っている」と言ってない。 こんなに小さくされても俺が普通に動ける以上、 スマホも小さいサイズで電波を受信できると予想はできる。 愛花からすれば、俺がスマホを持っているのに隠していたことは、機会があれば外部に連絡し助けを求めて逃げるつもり・・・すなわち重大な裏切り行為と判断されるかもしれない。 この体育倉庫に連れ込まれ、気がついた時に愛花に「俺は携帯を持っている」と言うべきだったのか・・・。 後は彼女がどうするか決めただろう。 結果として重大な判断ミスだ。 賢者タイムに突入していた俺の背中に、戦慄が走る。 彼女は無限の力をふるえる。 そう、俺をどうする事だってできるのだ。 愛花が怒ったらどうしようもない。 彼女はこれから、どういう行動に出るのか・・・。 |