《 ドン ブル ドン登場 》
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一見、平和に見える日常。
だがその平和の影で、猫組の縄張りを狙う黒い影があった。
凶暴な犬たちの組織、ドッグマフィアである!
(マフィアのボス ドンブルドン)
「なに、猫組の親分がタヌキ捜索に出て行方不明だと
がはははは、猫組をやっつけるチャンスだ!
犬族の戦士ラブラーを呼べ?」
ラブラー 「は、戦士ラブラー。 ここに控えております」
ドンブルドン 「猫組をやっつけるのだ!」
ラブラー 「は、仲間を集めて突撃します」
(ラブラー)
ついに猫達と激突か・・・。
何とか共存したかったのだが、ネコ達はいつも我ら犬に悪さばかりする。
我ら犬の力をネコに見せておかねばならないのだ。
戦いは壮絶なものになるだろう。
もう帰れないかもしれない。 そうだ、譲ちゃんにお別れをしないと。
(ラブラー)
譲ちゃん、今まで本当にお世話になりました。
私はこれから戦いに行きます。 もう帰ってこれないかもしれません。
え、何ですって「ラブラー、ここにいて」 ですって?
「喧嘩しちゃダメ」って ・・・・でも悪いのはネコなんです。
え、「ラブラーがいないと寂しい」と言うのですか。
・・・・・・。
分かりました。 戦いはやめます。
(この後、ラブラーはボスを説得、他の犬も戦いたくなかったので、
犬とネコの激突は回避されたのだった)
(終わり)
次回予告、タヌキ捜索に向かった猫親分が行方不明になった。
そして、あの旅猫ニャン太郎が・・・