(警告) 男性巨人による破壊シーンがあります。

《 サキュバスマリア 20 》

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マリアの超絶フェラチオを味わった良樹は地面に倒れていた。

まだ快感の余韻にひたっていた。


......なんだろう。僕は何をしているのか?  あれ、裸?

僕は寝ていたのか? それにしても、すごく気持いい...。

あれ、マリア先生はどうしたの.....何処にもいない??

「うぅぅぅぅぅん...あぁぁっっっっっ!! 気持ちいい」

快感と不思議さの中、良樹は目を開き立ち上がる。
股間のペニスはまだ硬くいきり立ったままだ!!



巨大高校生良樹が立ち上がった時、すぐ前にあった高層ビルに彼のペニスがぶっささる。


ズボ!!!

なんという偶然! いや、淫魔マリアの誘導かもしれない。

巨大な高校生のペニスを突っ込まれたビル!!

建築技術の進歩により、この町には60〜70階建てのビルがいくつも建っていた。

一階分が約3〜4mとして、60階建てだと180〜240mの高さ。

良樹は身長340m以上の身長だが、ビルの上部は股間の位置にある。
立ち上がった彼の股間のペニスが、その高層ビルに、ぶっ刺さる。

その建物の中に闇金融会社の社長、溝端という男がいたのを良樹は知らない。



時間は少し前に遡る。


「はやく、金庫を開けるのだ!」


闇金融会社の社長、溝端は社員を怒鳴りつけていた。

「ダメです、社長、電子ロックが解除できません!」
「もう無理です。金を諦めて、ここから逃げる方法を考えましょう」
電気が切れた事務所で、2人の社員が叫ぶように返事をする。

「ダメだ! 金庫の札束を持ち出すまで、ここから逃げる事を許さんぞ!」
溝端は叫ぶ。

彼は悪徳金融会社の社長である。 仕事は単純なものであった。
銀行が金を貸してくれず、一時的に資金のやりくりに困っている中小企業を見つけたら、
言葉たくみに高利で金を貸し、その企業を食い物にする。

ハイエナのような闇金融である。
この厳しい時代だからこそ、かえって彼の商売はうまくいっていた。

多額の金を稼いだ溝端は、社員の反対を押しきり、
高額の家賃を払って、この高層ビルの上層階に事務所をかまえた。

全てのモノを眼下に見下ろす! エリートの特権だった。
溝端は自分が人生の勝利者だと確信していた。

しかし、高層階に事務所をかまえたのは、結果として間違いだった。

突然の轟音と震動!

ただの地震ではない、都市にとんでもない怪物が現れたと知った。
すぐに社員達は逃げようとしたが、階下の一部が崩れているらしく、
非常階段の扉が歪んで開かず、エレベーターも止まっている。

仕方なく事務所に戻った社員達に、溝端は金庫の金を持ち出すように命令する。
闇金融という商売上、2億円もの金を金庫に保管していた。

逃げた後に、誰かに盗まれてはたいへんだ。
しかし、厳重な電子ロックが裏目になった。 停電で鍵が故障したのか扉が開かない。


だが、もはや金の心配をしている状況ではなかった。

ぐおおおおんん!!

ものすごい轟音が響く!

身長340mの巨人高校生良樹が立ち上がり、
超巨大なペニスをビルに突っ込んだのだ!!


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