良樹の股間のペニスはマリアの愛撫と魔力により、
普通の人間レベルで言えば、長さ30センチ、太さ5センチの暴力的強棒となっている。
ましてやそれが200倍の大きさ。
長さ60m、幅10mの超巨大ペニス!!
このビルのオフィスの天井の高さは約3m50cm、
幅10mのペニスは、同時に3階分の事務所を粉砕できた!!
「うわああ!!」
溝端は悲鳴を上げる。 完璧なる恐怖。
高層ビルが悲鳴のような唸り声を発した。いきなりの爆発がそれに続く。
すぐに、溝端は跳ね飛ばされて天井にぶつかる。 明らかに空中を飛んだ。 崩れたビルの壁から凄まじい風が吹きこんでいた。
溝端は壊れたコンクリートの壁の向うに、それを見た。
最初は何か分からなかった。
だがすぐに理解する。 男のペニスだった。 道端は儲けた金でいつも女を買って楽しんでいた。 自分のモノは大きいと自負していた。
しかし、目の前の巨人のペニスは、彼のモノと比べ物にならない大きさだ。 長さ数十m、幅はこのビルのオフィスの高さ3階分もある。
凄まじい大きさの男性器は、若く健康的で、薄いピンク色。 これ以上にないという程、かたくいきり立っていた。
そしてその先端はまるでヨットが確かな順風を受けてキャンバスの帆を張るように、完全な形に開いていた。 休み無く前後に動き、ビルを破壊していた。
信じられない!
巨人の男性・・・まだ若い巨人が、ビルに自分の股間のペニスを突っ込んで遊んでいる。 すでにその先端から先走り液が流れ出し、濃厚な男の匂いが周囲を支配する。
高層ビルは、巨人の圧力に負けて、倒れこむような格好になっていた。 ビルそのものが崩壊していく轟音が響いていた。 オフィスが陥没する。 道端は悲鳴を上げ柱にしがみ付く。
コンクリートの壁面がさらに壊れる。 窓ガラスは粉々に砕けていた。 周囲からは他の階の人びとの悲鳴が聴こえている。 溝端は恐怖のあまり、全身を震わせていた。
その時、道端の部下の一人が行動する。 加賀野という男だ。 筋骨逞しい暴力系の彼は道端の用心棒だった。 決死の思いで机の引き出しから拳銃を取り出す。
もちろん非合法である。 闇金融という仕事から、こういうモノが必要だと彼らは考えていた。
巨大なペニスに向けて拳銃を撃つ。 その行為に何の意味もないとは考えなかった。 ただ目の前の悪夢を消し去りたかった。
ガン! ガン! ガン! 銃弾が発射される。 もちろん巨人の肉筒はびくともしない。 銃はあまりにも小さすぎた。
200倍の大きさの肉体に人間は全く抵抗できない。 あまりの恐怖に目の前が真っ暗になる。 |