《 大いなる私 》 T
コラージュ ・ Yukikazeさん
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あぁ、気持ちが・・・いい。
ちっぽけな男が必死になって、私の乳首にしがみついている。
私は目を閉じて、くすぐったい彼の感触を楽しむ。
心地よい風が私の頬をくすぐり、火照った体を醒ましてくれる。
巨大化した私は完全に裸だ。
地上では大勢の人々が、私を見上げているが、私はちっとも気にしない。
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その日、私はモデルの仕事をするために、撮影所に向かって歩いていた。
ふと前を見ると、一人の男がジョッキングをしている。
年のころは20歳ぐらいだろうか、背が高く、黒い髪、トム・クルーズに似たいい男だ。
しばらくの間、私は彼を見つめた。
男には、私をひきつける不思議な魅力があった。
きゅんと、私の胸がうずく。 体が熱くなる。
男は私に気がつくこともなく、そのまま走っていく。
すぐに彼は、何処かへ行ってしまうだろう。
その時突然、私は締めつけられるような息苦しさを感じた。
「しまった!」 私は慌てて、精神を集中させるが、もう手遅れだった。
ブチッ、ビリビリ、 ゴ・ゴ・ゴ・ゴオオオ。
私の着ていたサマードレスが縫い目から破れ、私のパンプスが弾け飛ぶ。
あれよあれよと言っている間に、私の体は巨大化する。
すぐに私は、身長80mの巨人になる。
さっきまで見上げていたビル街を、今度は私が見下ろしている。
80m上空の心地よい風が、私の肌をくすぐる。
「あちゃー、またやっちゃったわ。」 私は心の中でぼやく。
服も下着もいっしょに大きくなってくれないので、当然、私はすっ裸だ。
お気に入りのサマードレスだったのに、また服を買わないといけない。
いい男を見ると、いつもそうだ。 私の体は大きくなる。
理由は全く分からない。 ただ「彼が欲しい」と考えただけなのに・・・。
「そうだ、彼はどうしたのかしら?」
ふと足元を見ると、彼が腰を抜かして、へたり込んでいる。
目の前で私が突然巨大化したので、びっくりしたようだ。
思ったより情けない男だ。 私は少しがっかりする。
それから私はそこにしゃがんで、右手の二本の指先で慎重に彼を摘み上げる。
立ち上がった私は、顔の前に彼を運ぶ。
巨大な私の顔を見た彼は、狂ったように悲鳴を上げ、手足をばたばたさせる。
もちろん、彼の力では、私の指から逃げることは不可能だ。
「あなたのせいで、こんなに大きくなっちゃったのよ。 責任とってね。」
私は微笑みながら、彼に言う。
彼は何か叫んでいるようだが、もうこうなったら、私は止まらない。
悪いが彼には、私の玩具になってもらわないといけない。
彼はまだ悲鳴を上げてもがいている。 往生際が悪い男だ。
おとなしくしていれば、命だけは助けてあげるつもりなのに・・・。
指先に力を込めて、彼を黙らせようとかと思ったけど、
うかつにやれば、彼を捻り潰してしまうかもしれない。
しばらく考えた私は微笑んだ。 どうすればいいか分かったのだ。
私は彼を私の乳首の前に運び、その上に乗せる。
私はすっかり興奮していたので、そこは、すでに大きく屹立している。
巨人となった私にとって、男を乳首に跨らせるくらい造作もないことだ。
「しっかり掴まってなさい、でないと落ちちゃうわよ。」
私はそう言うと、彼を摘んだ指を離す。
彼は悲鳴を上げながら、必死で私の乳首にしがみつく。
60m下の地面に落ちたら、間違いなく彼の命はないだろう。
敏感な部分に彼を感じ、私は快感のうめき声をもらす。
しばらくの間、彼の感触を楽しんだ私は、再び指先で摘み上げる。
あまり長い間ほっておいたら、彼は力尽きて、落ちてしまうだろう。
それから私は、彼を私の胸の谷間に落とし込む。
私の胸は大きいので、彼をその谷間に入れることぐらい簡単だ。
彼も自分の無力さを思い知ったのだろう。
もう彼は無駄な抵抗をしなかった。
「さて、どこかにいい場所はないかしら?」
私は周囲を見回す。 向こうのほうに、公園が見える。
あそこなら、彼と遊ぶことができそうだ。
私は地響きをたてながら、そちらに向かって歩き出す。
足元を見ると、とっくに誰もいない。 みんな逃げてしまったようだ。
巨大化した私が先月、隣の町で何をしたか、知っているのだろう。
もうこの街にもいられないかな。 私はぼんやりとそう考える。
また引越しか・・・、 出費と手間を考えた私は、うんざりする。
路上駐車している車や信号などをわざと踏み潰しながら、私は進む。
大型のトラックさえ、私の足の下でコーラのアルミ缶のように、潰れてしまう。
運転手さんは、ぺしゃんこになった車を見たら、どう思うのかしら?
良心が少しだけ傷んだけど、すぐに私は気にしなくなる。
今の私は「大いなる存在」なのだ。 何を気にする必要があるのか。
そうこうしている間に、私は公園に着いた。
幸いなことに、私が寝ることができるくらいの大きさの芝生があった。
私は公園の管理事務所を、尻で押し潰す。
中には誰もいない、 多分・・・いないと思う。
そして、私は芝生の上に寝そべる。
そして、胸元から彼を摘み上げ、乳首の上に乗せて言う。
「さあ、私を楽しませてね。 でないとあなたを捻り潰しちゃうわよ。」
私の言葉に、彼は恐怖の悲鳴を上げ、怯えながら乳首にキスをする。
「もっと強くしなさい。」
私の命令に、彼は、私の胸を叩いたりして私を感じさせようとする。
非力だが繊細な彼の力を感じ、私は悦びの声を上げる。
ふと上空を見ると、ヘリコプターが飛んでいる。 軍の所属らしい。
すぐに戦車部隊が出撃して来るだろう。
やれやれ、またか・・・。
私は、今日3回目のうんざりした表情をする。
軍隊がでてきても、私には勝てないことを、彼らはまだ分からないのだろうか。
私はこの街が気に入ったから、暴れないでおいてあげるつもりなのに。
私は戦車といっしょにこの街も破壊するのかと考え、少し憂鬱になる。
まぁいいわ、どうせ世の中、なるようにしかならない。
巨大な女は、ただ自分の好きなことをして楽しむものなの。
あれこれ考えても、仕方が無いわ。
私は目を閉じ、おっぱいの上の彼の愛撫に、意識を集中する。
無力な彼は、生き延びるため必死になって、私を悦ばせようとしている。
そして私は全てを忘れ、快感の海に漂うのだった。
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