《 私が彼と結婚した理由 》 第3話 ---------------------------------- (男性視点で) 巨大な玲奈を見つめる隆は真実を理解した。全身の血の気が引いていく。 視線の先に見えるのは彼女の黒いローファー。とんでもない大きさだ。 見上げる空にある黒いモノは、ニーソをはいた彼女の脚。 隆はさらにその上に続くもの、玲奈の赤い格子柄のスカートだ。 目の前の玲奈はそびえ立つ巨大な女神像のサイズだった。 隆は息もできずに、彼女を見上げる。 |
玲奈 「ふふっ、隆、これでずっと一緒だね」 隆 「お前が俺を小さくしたのか!? こんなことやめろよ!」 玲奈 「これからは私が小さな隆をペットとして飼うのよ、どう?嬉しい?」 隆 「嬉しいわけねェッ、嬉しいわけない!!」 玲奈 「どうしてそんなこと言うの?悪い子にはお仕置きしないとね」 隆 「な、何をするつもりだアーっ」 玲奈 「ふふふ私の力を思い知りなさい。 じゃあ、行くわよ!!」 ずううん、ずううん、ずううん!! 凄まじい音と共に、巨大な足がせまって来る! 隆 「うわあああ!!」 |
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