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地面に座って、今後の行動を考える事にする。
ムチムチの大きなお尻を持ち上げる。
え・・・待って、こんなに大きな私が座ったら、地面の大勢の人たちが潰されてしまう。
私はそのままの姿勢で、しばらく動きを止める。
人々には、大きくお尻を上げた今の私の姿がどう見えているのだろう。
きっと、おっきな、おっきな青いビキニのお尻に驚愕してるだろう。
これが落ちてきたら、地面の全ての物が押し潰される。
私はその結果に責任をとれない。
私の中で誰かが叫ぶ。
『やめなさい、お尻の下にまだ大勢の人がいるのよ!
あなたが座ったら、たいへんな事になるわ!』
ぼんやりと考える。あぁ、これは私の良心の叫びなの?
でも、私は巨人になってしまった、何処かに座らないといけないの。
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