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田野崎は、数か月前に亜理紗のストーカーをしていた。
電車で亜理紗を見かけた田野崎は、一瞬で彼女の美貌の虜になった。
それ以来、何回か同じ電車に乗って、亜理紗の後ろにまわり尻をさわっていた。
痴漢だと言われてもかまわない、ただ彼女しか見えなかった。
ある日、大柄な男が来た。 亜理紗の彼氏らしい。
雷太と名乗った男は田野崎をボコボコにした。
「俺の女に手を出すな!」 財布と免許書を取られた。
次に痴漢行為をしたら田野崎の会社に連絡すると脅される。
諦めるしかなかった。
あれから数か月、
突然、街に巨大な女が出現した。
田野崎は一瞬で分かった。 あの巨人女が亜理紗だと。
何回も触りまくった彼女の尻が、こんなに、こんなに大きくなって帰ってきた。
彼は気がついていなかったのだが、巨大化した亜理紗は特殊なフェロモンを出して、一部の男の脳を狂わしていた。
おぉ、何と素晴らしい尻だ。
まさに天空を支配しているううう!
田野崎は正気に戻る。
いかん、彼女はここに座るつもりだ。
あんな巨大な尻に座られたら確実に潰される!
田野崎は必死に走り出す。 とにかく巨人の座る位置から逃げるのだ。
恐怖は彼に力を与えた。陸上競技選手のダッシュのように走る。
かなり長い時間、彼女は尻を上げたままの姿勢を維持していた。
「ここから逃げてください」という意思表示だろう。
おかげで巨人の尻が、かなり後方になる。 これで安全だ。
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