《 ここは何処だ!! 》 ---------------------------------- 「うわああーー!!」 雄一は、背後の深い谷間に落ちそうになり、恐怖の悲鳴を上げた。 彼は必死に、目の前の分厚い布にしがみ付く。 もちろん、さっき縮小されたばかりの彼は、 自分が今、何処にいるのかなど知るよしもなかった。