《 真夜中の向こう側 》



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「ぎょえーー!! 死ぬうーー、 潰れるううう!!」


 
は恐怖の悲鳴を上げる。


「あらあら、大きな声を出しちゃって・・・、私のおっぱい、あなたにはちょっと大きすぎたのかしら?」



 
巨大な彼女は、軽く笑いながらそう言った。




*******

 彼の名前はレオ、大学でサッカーをやっているスポーツマンだ。

 その日彼が学校から家に帰る途中、その異変が起きた。

 彼は異次元の断層に迷い込み、
巨人の惑星へと転送されたのだ。

 もはや、彼が地球に戻る方法はない。 呆然とする彼は、そこで一人の巨人女に見つけられてしまった。

 
彼女はレオの10倍もの身長の大女だった。

 彼女は野原の花を摘むような簡単さで、レオを摘み上げた。 彼は逃げようと必死で抵抗したが、彼を捕らえた彼女の大きな手は強く、びくともしなかった。

「ふふふ、小人がいるっていう噂は聞いていたけど、本当に見るのは初めてよ。」

 彼女は、彼の悲鳴など気にもせずに、彼を右手に掴んだまま自分の家へと帰った。

 家に帰った彼女は、寝室へと彼を運んだ。 彼女の部屋は大学の体育館のように大きかった。 そして彼女はベッドに座り、レオを掴んだ手を顔の前に持ってゆき、彼に言った。

「小人さん、あなたの名前はなんていうの?」

「・・・レオ。」

 巨人の惑星に彼は来た筈なのに、何故か普通に会話ができた。 彼は震えながら返事をする。 彼は、巨大な彼女に心底怯えていた。

「レオ・・・、いい名前ね、 私の名前はミナよ。 それじゃぁ、レオちゃんは今から私のペットになるのよ。」

 彼は頭を殴られたようなショックを感じた。 巨大な女性が小人を捕まえた時、それを玩具にしてしまうという話は聞いていたが、まさか自分の身にそんな事が起こるとは思ってもみなかった。

「僕は人間です。 あなたのペットなんかにはなりません!」

 彼は彼女にそう叫んだ。 しかし、巨人の女はただ大笑いをするだけだった。

「さて・・・、何をして遊ぼうかしら? とりあえず、あなたの裸を見せてもらう事にするわ。」

 
巨大な彼女はそう言うと、指先で彼のシャツを摘んだ。 無理やり服を脱がせるつもりだ。

 彼は慌てて、自分の脚よりも太い彼女の指を両手で掴み、抵抗しようとしたが全くの無駄だった。 彼女の力は、彼と比較することができないくらい強いのだ。

「あら、あなたは私と闘うつもりなの? あはっ、あなたってバカじゃない、そんな小さな体で私に勝てるわけがないわ。」

 彼女は笑いながら、彼のシャツをまるでティシュペーパーであるかのように引裂き、彼の靴やズボンも楽々と剥ぎ取り、彼を全裸にした。

 レオは自分の身に起こっている事が信じられなかった。 彼が今できる事といったら、ただ彼女の手の中で震えている事だけだった。

「ふふっ、あなたって、なかなかイイ体してるじゃない。」

 サッカーをやっている彼は、引き締まって均整のとれた体をしていた。 彼女は彼の小さな体をまじまじと見て、喜びの声を上げた。

 彼女は自分の幸せが信じられなかった。 この小さな男をオモチャにして遊んだら、素晴らしい快感が得られる事は、彼女にも容易に想像できた。

「さぁ、それじゃあ、たっぷり楽しませてもらおうかしら。」

 彼女は彼をベッドの上に置くと、服を脱ぎ始めた。 巨大な白い裸身が露になる。

 彼女が何をするつもりなのかは、もはや明白だった。 彼女はレオのことをペットにすると言っていたが、それだけではなかった。

 彼女は彼を玩具にするつもりなのだ。

 それも
セックスの玩具に・・・・。

 レオは、パニックを起した。 こんな巨大女に玩ばれたら、潰されてしまうに違いなかった。

 彼は悲鳴を上げ、ベッドの白いシーツの上を走り出した。 しかし、何処に逃げるというのか? ベッドの上から飛び降りたとしても、ここは彼女の寝室なのだ。 閉まっている巨大なドアを、彼の力で動かすことは不可能だった。

「おぉ、愚かな小人さんね、 あなたは私から逃げられると本当に思っているの?」

 服を脱ぎ裸になった彼女は笑いながら手を伸ばし、またしても楽々と、彼を捕まえてしまった。 彼女の手の中で、彼は小鳥のヒナのように無力だった。

「ふふ、あなたには、お仕置きが必要なようね。」

 彼女はそう言うと、壁の方に歩いて行き、彼を胸に当て、彼の体を彼女の
大きなおっぱいで壁に押しつけた、
 




「ぎょえーー!! 死ぬうーー、 潰れるううう!!」

 は、彼女の巨大なおっぱいのあまりの重さに悲鳴を上げる。

「あらあら、大きな声を出しちゃって・・・、私のおっぱい、あなたにはちょっと大きすぎたのかしら?」


 彼女は楽しそうに笑う。 同じサイズでありさえすれば、レオは簡単に、彼女を押し返すことができただろう。 しかし、実際に彼女は巨人であり、彼の千倍もの強い力を持っていた。

 彼が自分の力だけで、この大きなおっぱいと壁の間から、自分を解放する事は不可能だった。

 彼女は、一人の男をどうにでもしてしまえる強い力を感じ、ぞくぞくとする
快感を覚えていた。 彼女の股間から、甘い匂いの蜜液がしとどに溢れ、太股へと滴り落ちていた。

 彼の抵抗が弱まってきた。 もはや彼は、彼女の強い乳の圧力のため、呼吸する事さえままならないようだ。 彼女がもう少し体重を前にかければ、このまま彼を虫のように押し潰してしまう事だって、簡単にできる。

 しかし、彼女はそんな事をしたくなかった。

 彼女は
ただ彼と遊びたかった。 せっかく捕まえた可愛いオモチャを失ってしまうなど、愚かな事だ。

 彼女は体重の重心を後ろにそらし、小さな彼に対する圧力を緩めた。 息もたえだえだった彼は、貪るように呼吸をする。 それから彼は、彼女の大きな顔を見上げて言った。


「お、お願い・・・た・・・助けて・・・。」

 もはや恥も外聞もない。 
はただ、自分の命をどうにでもできる巨人女が怖ろしかった。

 彼女の声が響く。

「あなたは、もう私から逃げないって約束するわね?」

「は、はい・・・。 もう決して逃げません。」

あなたは、私のペットになるかしら?

「ぼ・・・僕はあなたのペットになります。」

 半日前まで、仲間達と共に大学生活を楽しんでいたレオの面影はなかった。 彼はいまや、ただひたすら巨大な女の子の慈悲にすがり、生き残ろうとする非力な小人でしかなかった。


「いいわ、それじゃあ、今日だけは許してあげる。 でも忘れないでいてね、あなたは私のモノよ。 あなたは私の言う事を何でも聞くのよ。」

 彼女は、壁に押さえていた彼を解放し、彼を手に握り締めるとベッドへと大股で歩いて行った。

「さぁ、それじゃぁ、レオ君は私から逃げようとした罰として、私の体に奉仕をしてもらおうかしら。」

 彼女は、ベッドに横たわり、彼をその大きな胸の上に置く。

 彼女の乳房はとんでもない大きさだ。

 あまりにも大きすぎて、彼の両手でかかえる事さえできない。

「さぁ、私を悦ばせなさい、
わたしのおっぱいを崇拝するのよ。
さもないとそれは、あなたを押し潰しちゃうわよ。」


「ひょえ〜。」

 彼は恐怖の声を上げながら、彼女の巨大な乳房にむしゃぶりついた。

 彼に他の選択など無かった。

 そのまま彼は、両手を使い山のような乳房を叩き、つねり、揉む。 そして彼女のグレープフルーツサイズの乳首に顔を擦りつけて、それを舐め、しゃぶり、甘噛みする。

 幸い、非力ではあるが彼の繊細な
愛撫は、巨大な彼女を感じさせることができた。

「あ・・・いいわん、小人のくせにうまいじゃない・・・、そう、そこよ・・・。 もっと、もっと強くやって、そうすれば、私はあなたを生かしておいてあげるわ。」

 彼女の言葉に、彼はより情熱的に彼女の巨体を愛撫する。


 昨日までの平穏な毎日は、もう彼に無かった。


 もはや彼には彼女のおっぱいに奉仕して、この巨人女を悦ばせることしか、生き延びる道はないのであった。






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