《 亜紀と達也 》 第8話

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達也は驚嘆と快楽の中にいた。

自分がとんでもない大きさの巨人となり、こんなにも美しい女性と遊んでいる。

この幸福が信じられない。

都市に寝転がった2人の巨人は楽しそうに互いの体を愛撫する。

達也はこれが夢だと思っていた。

そうなのだ、夢ならば何をやってもかまわない!



「達也くん、巨人になった感想はいかが?」 亜紀が尋ねる。

「はい、最高です。 亜紀さん」 達也が返事をする。

「うふふ、そう言えばさぁ、あなたの先輩たち、私のビキニブラの中に入れてるんだけど、会いたいかしら?」
そう言うと、亜紀はマリンブルーのビキニブラに手を入れ、5人の小人を指で摘まみだす。

本当なら、亜紀のブラの中に小人が入れられたら、その数十万トンもの乳圧ですぐに彼らは潰される筈なのに、幸い勃起する乳首の横に入れられたため、彼らは生き残っていた。

「はい」
亜紀は5人の不良を達也の手のひらの上に乗せる。

「わぁ」 達也は玩具をもらった子供のように目を輝かせる。
その場に立ち上がり小人に語りかける。 「郷田先輩ですよね」

達也は左手のひらの上で真っ青な顔をした郷田に声をかける。
小人にとっては爆発音のようにしか聞こえなかった。
彼らの一人は携帯電話を取り出し必死に何かをわめいているようだった。

「た、達也、、、達也なのか?」
郷田は空いっぱいに広がる、達也の顔にようやく気が付いた。

「そうそう。先輩に苛められてきた達也だよ、なんか、虫みたいに小さくなりましたね。いや俺が大きくなったんだっけ」

小人の一人がポケットから小型のナイフを取り出し、狂ったように達也の巨大な手のひらの上を切りつけようとする。 しかし、巨人の肌は強靭で、その程度の攻撃などでは全く傷つかない。

「お前、何やってるの? バカじゃない」
達也は左手のひらの上にいるその小人を、右手の人差指で押さえつける。 

「ヒギイ!」
小人の体は一瞬にしてズタズタの赤い血肉の塊となる。

達也は別に残酷だとも思わない。 これは夢なのだから。

だが、残された郷田たち4人の不良にとって、これは凄まじい衝撃だった。 自分たちがイジメていた後輩が、神のような無敵の力を持ったのだ。 

苛める者と苛められる者の立場が逆転する。恐怖でしかない。

達也は手のひらの上の郷田を見下ろす。4人の小人は泣きじゃくり命乞いをしている。

「自分が困ったときだけ命乞いをするんだね。俺のときは許してくれなかったのに」


達也の頭の中に、郷田たちにされた屈辱の日々がよみがえる。

達也は体こそ華奢なものの、いわゆるイケメンで女の子たちに人気があった。 郷田たち不良はそれが気に入らなかったのだろう。 達也にからんできた。

最初は口だけだったが、だんだんエスカレートし、放課後に部室に連れ込まれ、5人がかりで押さえつけられて、ズボンと下着を脱がされたのは本当に辛くて怖かった。

下半身をむき出しにされ、「達也クンは顔はいいけど、ペニスは小さいです」 と郷田に笑われたのは、今でも大きなトラウマとして残ってる


達也はとんでもないコトを思いつく・
「そうだ、郷田先輩は(達也のペニスは小さい)って、笑ってましたよね? そうかなぁ・・・これでも大きいつもりなんですが、どうです。 もう一度、俺のペニスを見てください」

達也はそう言うと、自分の股間の前に彼ら4人を運ぶ。

小人たちは息をのむ。
目の前にそびえる巨人達也のペニス。

200倍サイズの男性器は長さ50m、太く猛々しくそびえ、びくんびくんと脈打っている。 まるでタンカーのように巨大だ。

いつもよりずっと硬く、ずっと大きな勃起だった。 それは、ぐんぐん膨れ上がってついには達也のへそを飛び越えるまでにいきり立っている!! 達也自身にも、見慣れた自分の性器ではないと思えるくらい大きくなる。

その巨大なペニスを目の前で見せつけられた小人たちは、天地がひっくりかえりそうなショックをうける。


達也は郷田たち小人に言う。

「郷田先輩、亜紀さんがこれからイイ事をしてくれますよ」

達也は郷田たちを亜紀に手渡す。

嘘だろ、おい、達也、俺が悪かった!! 許してくれ。

だが、郷田を助ける者は、何処にもいなかった。



(続く)



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