『 巨大カップル(沙紀とアキラ) 』 第4話

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沙紀は今の自分の姿が信じられなかった。 

裸エプロン姿で、両足首には足かせ、両腕は後ろ手に荒縄で縛られているのだ!!

 

沙紀 「イヤァ!何よ、これ? 縄をほどいてよぉ!」

アキラ 「あははは、無敵の巨人の沙紀が縛られて身動きできないなんて、とっても楽しいじゃないか」

沙紀 「ちょ、ちょと、待ってよおお」
熱い視線を地面から感じる。 町中の人々が・・・おそらくは数万人の小人たちが沙紀の姿を見ているに違いない。 今まで意識していなかった羞恥心が燃え上がる。

この巨大な体は町中の注目の的になっているに違いない。何処かに隠れたいと思うのだが、足には鉄棒のついた「足かせ」をはめられているため動けない。  彼女はエプロン姿であるが、その下は全裸である。 女性の性器と股間がむき出しだ。 しかし両手を縛られているので、手であそこを隠す事さえできない。 夫に剃られて、毛が一本も生えていない・・・ぴちぴちの女性器が公開される。

「いや、見ないで!!」 彼女の叫びは町中に響き渡った。

アキラが言う。 「羞恥プレイを始めるぜ。 巨人として目覚めるように調教してやる。 いい顔色してるぞ沙紀・・・ まぁ、沙紀が巨人として目覚めるのを、しばらく待つとするか」 

その瞬間、アキラの姿が煙のように消える。

沙紀がふと地面を見ると、、この混乱の中、建物の陰に隠れてスマホで沙紀の写真を撮影している小人がいた。 すぐに沙紀の恥ずかしい写真はネットに流されるだろう。 とんでもない話だ。 「やめてー!」 沙紀は叫ぶ。

その時、アキラの声が沙紀の頭に響く。 姿は見えないがどうやら彼にはテレパシー能力があるようだ。
『沙紀の身体の写真を撮るなんて、悪い小人だ。 そいつらを沙紀のお尻で潰してしまうんだ』
アキラからの命令が一方的に送られてくる。

「冗談じゃないわ、そんな事できない」 沙紀はあわてて返事をする。 巨大化して何人もの人を押し潰してはいるが、それは結果であって、自分の意思ではない。

『もう巨人として生きるんだ。 そうすれば俺が快楽の世界に連れて行ってやるぜ。 さぁ、足を大きく開いたまま、お尻を上げて地面の小人を潰すんだ!』

沙紀は緊張する。 もうどうしようもない。 両手両足を拘束されてはいるが、それでも少しは動ける。 沙紀は体を移動させ彼女の写真をとる男たちの上に座ってしまう。

ずずずうううんんん!

逃げる時間もない。 スマホで巨人の姿を撮影していた彼らは一瞬で沙紀の巨大な尻肉に潰される。

「エッチな小人さんは罰をうけないとね。 だって私の恥ずかしい姿を写真にとるんだもん」 

私が悪いんじゃないのよ、こんなに大きな私を怒らせたアンタ達がバカなんだから・・・。 沙紀の胸の中で何かが変わっていった。

 


警察官である日高巡査長は愕然としていた。 彼の職場である駅前の交番が無残にも潰されていた。 

荒縄で縛られた巨大な女の体で・・・。あまりにも非常識な光景。

日高は「公園で酔っ払いが大声でわめいている」というバカバカしい電話のため、同僚と共に外出していた。 ありふれた日常。TVドラマで見たような派手な事件はなかったが、彼なりにこの町と人々を愛してきたのだ。その平和な日常が一瞬にして消えうせた。

だが巨大な女はあまりに恐ろしすぎた。とても人間では勝てない。 しばらくの間建物の陰に身を潜めて様子をうかがう。 しかし町の人々が混乱し逃げ惑う姿に我慢できなくなった。それによく見たら巨人の女は縛られている。 これは巨人を倒す絶好のチャンスかも。

「この化け物女、何てことしやがるんだー!」 日高は長い警官生活で一度も使った事のない拳銃を手に取る。 巨大な女に発砲する。彼の愛した町の人々が潰されているのだ。職場である交番も無くなった。 警官である彼はこの怪物に罪をつぐなわせなければならない。  彼の狂気は伝染する。 いっしょにいた同僚の警官もまた銃をぬいた。


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沙紀は巨人アキラに無理やり縛られてしまった。 人々が見ている街中で、手足を拘束され動けない。そして自分から身体を動かし小人たちを潰してしまった。

その時、パン、パンというかすかな音が背後の地面から聞こえた。 同時に敏感な尻に砂粒のようなモノがぶつけられる、わずかな感触があった。

「え??」 沙紀は驚いて、背後の地面を見る。道路は巨大な沙紀のために大勢の人々がパニック状態に陥っていた。  その中で数人の警官が銃をぬき彼女の尻に向かって発砲していた。 

沙紀から見て1センチ7ミリの大きさなのに、彼女はそのうちの一人の警官の顔が分かった。その警官を知っていた。 駅前の交番で、いつも道行く人々に微笑んでいた優しい老警官だ。 その人が自分に向かって発砲している。

「やめて、私は怪獣じゃないわ」 叫ぶ沙紀。しかし、発砲は続く。
彼らの銃弾は沙紀の肌を傷つけることもできず、ただくすぐったいだけだった。 それでも警官に撃たれるという事実は、沙紀に「自分がもう人間社会では決して受け入れられない」と理解させてくれた。
 
『沙紀、その警官も潰しちゃえ、神聖な沙紀を撃つなど許されない悪い小人だ。 女神の名において潰してしまうんだ』

(女神・・・私が女神なの?)
沙紀は身体を動かし、その小人の警官たちも尻で押し潰す。 あまりにも無力だ。

沙紀の頭の中身は飛んでしまった。 
あはは、バカみたい。 そんなちっぽけな銃で私と戦うつもりだったの?  笑う沙紀。 地面に座ったまま動きにくい体を左右にずらす。 両手両足を縛られた巨大な女の尻で建物がいくつも潰されていく。 

ばりばり。 

ずどどど。

建物がもろく砕けていく。 逃げまどう大勢の人々が彼女の尻の下敷きとなりプチプチと潰れていく。 微妙な感触がある。くすぐったい。 思いもしなかった快感を尻に感じてあえぐ沙紀。

ああん、気持ちイイ・・・。



重量感のある巨大な尻の下で、駅前の交差点が破壊されていく。 巨尻の下で潰される大勢の人々の事を心配する気持ちは沙紀の中にもう無い。

「はぁ‥‥んん!!」
尻の下で潰されていく無力な建物、少しヒンヤリする感触にたまらず吐息が漏れる。 建物の無力さを楽しむため、円を描くように尻を動かす。

小人を潰すのがこんなに心地よいとは知らなかった。 
そうなの! 小人は巨人の玩具! 
小人は巨人を楽しませるだけの存在。

沙紀の尻は地上最強の武器。

楽々と建物を押し潰す無敵の存在。

人を超える存在になったと知る沙紀。


快感にあえぐ。
「・・・・ぁ。・・・・っ、・・・ぁっっ」

どうしても声が漏れ出てくる・・・。快感が沙紀をとても気持ちよくさせることで、ほんの一瞬だが、理性がふわっと浮いて、意識が曖昧になる・・・。

沙紀の頭の中は・・・恥を忘れて、素晴らしい快感でいっぱいに満たされていた・・・。

・・・ゆっくりだが確実に、巨人の、そしてエッチな思考に変わっていく・・・。


う~~~あぁ~~~ん~~~。

沙紀は理性を無くして、その場でゆっくりと後ろに崩れていく。 乳首の上に夫がまだいるのだ。 胸は守らなければならない。

そのまま地面を移動し、ビルを巨体で押し潰す沙紀。 地上は混乱と阿鼻叫喚のパニック! 巨人アキラが出現した時に道路と建物の多くを踏みつぶしていたので、人々は逃げるのが困難なのだ。 

両手を縛られた裸エプロン娘の巨体で押し潰される瞬間、人々は何を思ったのだろうか??
   




 (続く)



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