《 大好きな先生といっしょに 》
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私は由美。高校1年生です。
学校から家に帰った私は、学生服のまま、ベットの上に横になります。
今日も、大好きな数学の尾崎先生のことを考えていました。 先生は身長185cmのスポーツマンで、私は先生に恋をしていました。
「あんっ、先生・・・私、こんなに先生のことを好きなのに・・・先生と一緒にいたい・・・。」
その時です。 どこからか、男の人の声が聞こえてきました。
とても落ち着いた、穏やかな声です。
「汝の願い、かなえてやろう。」
「えっ?誰?」
それっきり声はしなくなりました、あたりには誰もいません。
「今の声は何だったのかしら・・・?」
その時、私は胸元に、かすかな違和感を感じました。
「えっ?あん、ブラジャーの中で何か動いてる・・・」
ベットに横になったまま、ブラジャーを少し上げてみました。
私はブラの中に小さな生き物がいることに気がつきました。
指ほどの大きさもありません。
普通なら、そんな生き物がいれば、びっくりする筈です。
でも、その時の私は、何故か興奮していました。
よく見ると、それは人間の形をしています。 更に近づいて見ると、驚いたことにその小人は、私が大好きな尾崎先生でした。
「せっ、先生?・・どうして私のブラの中にいるんですか! しかも、そんなにちっちゃくなって・・」
先生はブラジャーの中から、私を見上げて言いました。
「あぁ、キミは由美君なのか!? 僕にも何が何だかわからないんだ。 いきなり目の前が真っ暗になったと思ったら、ここにいたんだ! ここが由美君のブラジャーの中だったなんて、信じられない。 さぁ、早く、ここから出してくれ!!」
私はどうしていいのか分からなくなりました。 本当だったら、すぐに先生を助け出してあげなければいけません、しかし、私の体は凍りついたかのように、動きません。
「どうしよう・・・、もし先生を助けたら、きっとすごい騒ぎになるわ! 私のブラの中から小さな先生が救出されたって、報道されちゃう・・・ 学校のみんなに誤解されちゃう、そんなの絶対にいやっ・・・。」
私は先生を見下ろしました。その時には、小さな先生は私のブラジャーの中から這い出し、私の胸の上に立っていました。
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