《 お爺さん と おばあさん と 巨大娘 》
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昔々、ある村に、お爺さんとおばあさんが住んでいました。
二人はとても仲がよく、田舎の素朴な生活ですが、幸せに毎日を過ごしていました。
ある日、村に巨大娘が現れました。
巨大娘は山の向こうに立っているのに、その姿が見えるくらい大きいのです。
お爺さんとおばあさんは年のせいで、少し耳が遠くなっていました。
お爺さんは、おばあさんに言いました。
「おばあさんや、あの山の向こうに立っているのは巨大娘なのかい」
「いいえ違いますよ、お爺さん、山の向こうに立っているのは巨大娘ですよ」
「おやそうかい、わしゃ、また、巨大娘かと思ったよ」
(おしまい)
(寸感) ・・・オチがない。