《 民盟書房刊 女子高生巨大化現象 》
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女子高生巨大化現象・・・。
その名の由来は文字通り、女子高生が巨大化する現象。
現代科学ではその謎が解き明かされていない。
若い女性、それも美しい女子高生のみに起こることから、
男性、老人、子供はこの現象に影響されないと推測される。
発症した女子高生は急速に巨大化する。
ほんの数十秒で身長が数百メートルにもなる!!
あの有名な「ビッグXのテーマソング」のように鉄の体がもりもり伸びる。
高層ビルの中に彼女がいても、その建物をぶち壊して巨大化するのだ!
その巨体は、もう隣町からでもはっきりと見える。
信じられるだろうか、優秀な日本の耐震基準を満たしている高層ビルが、
柔らかい女体に、内部より粉砕されるのだ!!
彼女があまりにも大きくなるので、周囲のビルまで衝撃で崩れ落ちる。
不思議な事に肉体だけでなく、彼女の来ているセーラー服まで大きくなる。
巨大化の理由は全く不明である。
ビルをぶち壊し巨大化する彼女に、周囲の男達はただ逃げるしかない。
彼女は鉄筋コンクリートのビルですら、ビスケットの塊のように踏み潰せる巨人なのだ。
無力な地上の人々に、いったい何ができよう。
そう・・・もうこうなったら、誰も彼女の力に抵抗できない。
その肉体は巨大化と同時に、凄まじい強靭なボディとなっている。
小さなビルくらいなら簡単に手づかみにして、握りつぶしてしまえる。
防衛隊のミサイルや戦車砲弾でも、その巨体にかすり傷もつけられない。
恐ろしい事に、中国5000年の歴史を持つ中華無敵拳法を使っても、
彼女の巨大な指一本と戦うことすらできない。
これは、今までの人生を厳しい拳法の修行に明け暮れたこの私、雷電にとって、
とうてい受け入れられない真実である。
彼女は全てが可能なセーラー服を着た巨大女神になるのだ。
もはや街に住む人々に選択の余地はない。この町は彼女のモノになるのだから。
人々は美しく巨大な女神の慈悲にすがって生きるしかない。
小さな男達は、彼女の街の住人として残りの人生を過ごすことになる。
女子高生巨大化現象・・・まっこと恐ろしい現象である。
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なお、あの有名な古代中国の賢者、野巣寅駄蒸(のすとらだむす)が、
「大いなる女性、天空より来たりて世界の王となる」と予言している。
これは「巨大女子高生による世界支配」のことを予言している
というのが、多くの近代歴史研究家の定説となっている。
(解説 雷電)