身長3mの女性の国(2)


                        みどうれい

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 秘書が社長をスカートの中に入れる・・・。
俺が以前住んでいた日本では、あまりなかったようだが、
この「身長3mの女性の国」では、そんなことはよくある事なのかもしれない。

 うぅ、ここは、なんといういい国なんだ! 俺は、真剣にそう思った。

 実際、俺は自分が体験したことの凄さに、くらくらしていた。
巨大な二本の太ももに挟まれる快感・・・。 もう一度、入れてほしい・・・。

 だが、俺は「そうして欲しい」と言うのを、かろうじて堪えた。
俺は社長なのだ。
その俺が秘書の佐恵子に「スカートの中に入れて下さい。」などと言える訳がない。

 彼女は、俺のすぐ横でしゃがみ、椅子の高さを調節していた。
彼女の俺の方に、巨大な臀部と背中を向けていた。
俺は立ったまま、彼女の身体を見つめた。

 彼女のヒップは魅力的だった。
丸っこくて、大きくて・・・、はっきり言って、触りたい!! 彼女の尻に・・・。

 俺の手が勝手に動いて、彼女の後ろからヒップを撫でてしまいそうになるのを、
俺は必死になって堪えた。

 い、いかん、これでは俺はまるで「えっちなオヤジ」ではないか!!
俺は、極めてまともな青年なのだ。
椅子の高さを調整している佐恵子の尻を撫でるなどと、そんな情けないことはできない。

 しかし、理性とは裏腹に、俺の身体は欲情して、ぶるぶると震えた。
後、10秒遅かったら、俺は彼女の背中に後ろから抱きついてしまったかもしれない。

 その時、椅子の調節を終えたらしい佐恵子が、立ち上がった。
しかし、彼女は椅子に座らないで、俺の前に立ったまま俺に微笑みかけた。

 彼女は、素晴らしい身体で俺の前に立ち、俺は怯えと快感の両方を感じていた。

 俺は、彼女の二本の太もものすぐ前に立っていた。
巨大な彼女の前に立っている俺は、とても自分が小さく感じられた。

 彼女の素晴らしい巨大な足は、少し輝くハイヒールを履いていてよりセクシーに見える。
俺は、彼女の脚を締め付けるパンティストッキングを脱がしてみたくて、たまらなくなった。

巨大な女性の・・・巨大な太もも。
 目の前にある光景に呆然と見とれていた。
俺は、彼女の太ももを、抱きしめようとするのをかろうじて堪えていた。
俺は、こんなにもすばらしい感覚を経験したことはなかった。

 巨大な美人秘書・・・。 俺の心を惑わす美しい巨体。

 彼女の巨大なサイズに完全に魅惑されていた。
彼女は美しくてエキゾチックに、そこに存在していた。

「・・・さ、佐恵子。」 俺はそう言って、ふらふらと彼女の方に進んだ。

 ふいに、彼女の大きい手が俺の両脇にまわされて、俺は、簡単に彼女に持ち上げられた。
俺の足が地面についていないのに気が付いた時、俺は彼女のすごい力を思い知った。

 彼女は、簡単に俺を持ち上げた!!

 俺の足は、床から1m以上も、上にぶら下がっている。
力強い彼女の身体は、俺の重さを全く感じていないかのようだった。

 俺は、それに快感を感じる。
し、しかし、彼女は、なんという大胆なことをするのか。
はっきり言って・・・嬉しい。

 佐恵子のハスキーな声が響く。
「社長・・・、お顔の色がすぐれませんわ。 もしかしてでもあるんではありませんか?」

 彼女の言う通りかもしれない。
俺は巨大な佐恵子の魅力に降参して、熱がでそうなくらいだった。

「い、いや・・・、大丈夫だよ・・・俺は元気さ。 熱なんか・・・ない。
 俺はなんとか社長としての威厳を保とうと努力しながら、返事をする。
だが、ぼうっとなった俺の声はかすれているのが、自分にも分かった。

 俺は子供のように、彼女の腕に抱かれているのだ。
今の俺は、自分の力だけでは床の上に降りることもできない。

 巨大な彼女の前に、俺は全く無力だった。
こうなったら、社長の権威も、へったくれも、あったものではない。

 彼女は、くすくす笑いながら言った。
「いいえ、やっぱり社長は少し熱があるみたいですわ。 佐恵子が熱をお測りしますわ。」

 彼女はそう言うと俺を軽々と持ち上げて、彼女のおでこに、俺のおでこを軽く押し付けた。
どうやら彼女は、こうやって俺に熱があるかどうかを調べるつもりらしい。

 まるで幼稚園児扱いだ。 だが、俺は全く怒る気にはなれなかった。
彼女のおでこは、ひんやりとしてとても気持ちよかった。

 すぐ目の前に、彼女の魅力的な唇がある。
それは、俺にキスをして欲しいと、誘っているかのように見える。
俺は、自分の唇を前に突き出したくなるのを、かろうじて堪えた。

 佐恵子は、俺を持ち上げ続けた。 彼女は・・・、強かった。
俺は、彼女が圧倒的な力で俺を支配することができると想像し、
再び股間の息子が、いきり立ちそうになるのを感じた。

 俺は、今までに一度も、女の子に圧倒されたことなどなかったが、
この美しい大女は、俺の想像を超えていた。

 彼女は、信じられないくらい魅力的だった。


「あら、いけませんわ。 やはり社長は、少し熱がおありのようですわね。」
 しばらく、俺とおでこをくっつけていた彼女は、やがて俺を離すとそう言った。

「佐恵子が、冷やしてさしあげますわ。」
 彼女はそう言うと、俺を抱きしめて、俺の顔を彼女のふくよかな胸に押し付けた。

 わおぉっ!! 俺は声にならない悲鳴を上げた。
こ、こ、こんなことをしてもらえるなんて・・・。
はっきり言って・・・嬉しい。

 冷静に考えるなら、彼女の言っていることは論理的でない。
彼女は「俺に熱があるから、冷やしてあげます」とか言って、俺を抱きしめた。

 しかし、俺は彼女の熱いボディに捕らえられて、もっと熱くなっている。
これはどう考えても「冷やしている」というより、「より興奮させている」だ。

 彼女の言っていることは、明らかに無茶苦茶な会話だ。
だが、俺も佐恵子もそんなことは全然、気にしていなかった。

 俺は、彼女のゴージャスな肉体に、もの凄く興奮していた。
俺の全身は、汗びっしょりだった。 俺のものは、大きくいきり立っている。

 い、いかん、俺の中に残っていたわずかな理性が悲鳴を上げる。
今、俺は佐恵子の身体に抱きしめられている。

 彼女のお腹に、硬くなった俺のものを押し付けている。
これは、いくら何でも恥ずかしい・・・。

 俺は、彼女の腕から自由になろうと努力をした。
だが、俺を「生まれたばかりの赤ん坊」のように抱きかかえた佐恵子の腕は、
俺が抵抗しても、ほんの少し力を加えただけで、びくともしない。

 佐恵子の腕の形は、とても女性らしく美しい曲線で、その肌は柔らかかったが、
まるで中に鋼鉄の束が入っているかのように、力強かった。

 佐恵子はもの凄い力を持っている。
彼女がその気になれば、片手で俺の首の骨をへし折ってしまえるだろう。

 俺は怯えた。
「さ、佐恵子・・・君、あの・・・熱はおさまったみたいだ、有難う、降ろしてくれ。」
 俺は佐恵子にそう言った。

「あら、それはよかったですわ。」  佐恵子は素直に、俺を降ろしてくれた。

 どうやら、彼女は俺の言うことをきいてくれるようだ。 俺はほっとした。
こんなに大きくて強い女性が、ごく普通に俺の言うことをきいてくれる・・・。
俺は自分の幸運が信じられなかった。

「社長、この部屋は少し暑いですわね。 ジャケットを脱がせていただきます。」
 床に俺を降ろした佐恵子は、微笑みながら、そう言った。
それから彼女は俺の返事を待たずに、彼女のスーツのジャケットを脱ぎ始めた。

 俺は、佐恵子が服を脱いでいるのを、ぼんやりと見上げた。

 彼女のジャケットは、少しきつめに彼女の胸を締め付けていたのだろう。
彼女が上着を脱いだ時、彼女の胸は大きく弾んだ。

 彼女はジャケットの下に、レース模様のある白いブラ ウスを着ていた。
それは彼女の素晴らしい胸のふくらみを際立たせて見せる。
ブラウス姿の彼女は、言葉で表現できないくらい優美だった。

 彼女が少し動いただけで、その巨大な乳房ぷるんと揺れる。
俺は、佐恵子の巨大な胸のなまめかしい姿を見つめて、
金縛りにあったように動けなくなってしまった。

 その時、俺の思考能力は、ほとんど無くなっていた。

 佐恵子は、俺の膨らんでいる股間のものに目をやり、微笑んで、俺の目を見つめた。
彼女のセクシーな笑みは、俺の背中に快感を走らせる。

 俺が彼女を見て興奮していることを、佐恵子は喜んでいる・・・。
俺は、「彼女と秘密を共有しているのだ」と考えて、ぼっとする。


 そして、彼女は、深呼吸をした。
その巨大な乳房はさらに大きく膨らんだ。
 彼女は、俺の前にわざと彼女の巨大な胸を突き出し、
両手で、魅惑的に自分な胸を愛撫して、それから、俺の目を見つめて笑った。

 とても今日、初めて来た秘書のすることではない。
だが、巨大な彼女は、自信に満ち溢れて行動している。
俺が彼女を止められないことを知っているのだろう。

 そして、俺はもう、完全に彼女の魅力に惑わされていた。
俺は、彼女の前で、ただぼうっとして立っていた。

 俺の様子を見て安心したのか、佐恵子は、もっと大胆な行動に移った。

 佐恵子は、彼女のブラウスの上の方のボタンを外した。
巨大な肉素晴らしい谷間が、露出する。
佐恵子は俺の方に来て、前かがみになり、ぐいっと胸を突き出す。

 中学校時代とは比べものにならない、彼女の大きな胸が、俺の頭上に迫る。
うぅ、たまんないよ。 俺はその凄い迫力に、後ずさりする。


 俺と佐恵子は身長差がありすぎるので、二人とも立ったまま抱き合うことは難しい。
それに気が付いたのだろう、彼女は俺の前で椅子に座った。
それでも、佐恵子の頭の位置は、立っている俺よりもずっと上にある。

 すぐに、佐恵子は、俺の方に大きな手を伸ばす。
俺は大きな両手に捕まり、彼女の方に引き寄せられる。

 再び、俺の顔は彼女の大きく盛り上った胸に押し付けられる。
ものすごい力だ。 全然、抵抗できない。

 椅子に座ったままの佐恵子は、彼女の巨大な体で、しっかり俺を抱きしめた。
彼女は甘い匂いのする膨らんだ胸に俺を押し付け、巨大な腕で俺を包んだ。

 俺は・・・、彼女の巨大な体に怯え、興奮した。

 佐恵子は俺を抱きしめたままで、俺にささやいた。
「修一さん・・・、いえ、社長・・・。 私は、ずっと、あなたに会いたかったわ。
 俺は佐恵子のセクシーな声にぼっとなる。 

 だが突然彼女は、悲しそうな声で言う。
「どうして・・・どうして、私の告白を受け入れてくださらなかったんですか?」

「・・・どうしてって、言われても・・・。」 俺は戸惑う。
 佐恵子は、中学校時代、俺が彼女との交際を断ったことを言っているらしい。

「仕方ありませんわね、あのころ私はあまり背が高くありませんでしたから・・・。」

 彼女の言葉に、俺はぎくっとする。
・・・そうなのだ、俺は背の高くて胸の大きい女の子が好きなのだ。
だから、以前、俺は「普通の身長の佐恵子」を、ただの友人だとしか思えなかった。

「でも、今は違いますわ! 私、こんなに大きくなりましたのよ。」
 彼女は情熱的な瞳で、俺の顔を見つめる。

 彼女の美しくて大きな顔を、すぐ目の前で見て、俺はすくんだように動けない。

「私・・・、もう充分長い間、待ちましたわ!」
 彼女は、ものすごい力で、ぎゅっと俺を抱きしめた。
俺の顔は、彼女のふくよかな胸に強く押し付けられる。

 く、苦しい・・・、息ができない。
ちょっ、ちょっと・・・さえこ・・・、ぐるじい・・・ち、力緩めて・・・。
 俺は声を出すこともできずに、佐恵子の大きな腕の中でもがく。

 俺は窒息しそうになったが、佐恵子はすぐに力を緩めてくれた。
俺は彼女の腕の中で、ほっとしながら、荒い息をする。
彼女は、本当にものすごい力だ。

 佐恵子は腕の力を緩めてはくれたが、それでも俺を抱きしめたままだ。
彼女の温かい身体を全身に感じる。

 あぁ・・・気持ちいい・・・。
俺は、初めて味わう身長3mの女性の身体に、ぼっとなる。
俺は、このままずっと佐恵子に抱きしめていて欲しかった。


 だがその時、俺は隣の部屋に多田山がいることを思い出した。
多田山は、「佐恵子が俺のことが好き」なのを知っているようだが、
それでも、あいつに佐恵子と抱き合っている俺の姿を見られたら、さすがにまずい。

 これでは、俺が佐恵子を秘書と雇う見返りとして、
彼女にえっちなことを要求している「悪い社長」みたいだ。

 ここは、まずい・・・。 なんとかしなければ・・・。 俺は焦った。


 時計を見ると、11時50分だった。 彼女が来てから2時間以上も過ぎている。
俺は彼女の身体に見とれて、時間がたつのを忘れていたらしい。

 俺は、気力を振り絞り、なんとか彼女に言った。
「お、お腹が空いたな・・・、佐恵子・・・君、昼食でも、いっしょにしないか。」

 佐恵子も、隣の部屋に多田山がいるのを思い出したようだ。
しぶしぶ、大きな腕を開き、俺の身体を解放してくれた。

「そ、そうですわね。 ごいっしょさせていただきます。」
 彼女は、少し開いていたブラウスの前ボタンを止めながら言う。

 俺は内線電話を使い、多田山に「佐恵子と食事に行く」と告げた。
それから、俺は彼女について来るように言い、歩き出した。

 佐恵子は微笑みながら、俺の後についてきたが、
すぐに俺の前に周り、オフィスの扉を開けてくれた。

 ドアは、身長3mの女性が出入りできるように、高さ4m以上になっていた。
ドアのノブは大きく、その位置もいつもより高く、俺の頭の辺りにあった。
それは、身長170cmの俺と、背の高い彼女の両方が、握れる高さだった。

 扉はいつもの2倍くらいの大きさなので、俺の身長では、少し開けにくい。
俺は、すぐに扉を開けてくれた佐恵子の「気配り」が嬉しかった。

 そのまま廊下に出ると、そこはいつもの2倍くらいの広さだった。
天井の高さも、俺が知っている日本のより、ずっと高い。

 身長3mの女性の国では、女性の身長を考えて、建物が作られているらしい。
俺は、自分が幼稚園児の身長に戻ったような違和感を感じた。

 ふと見ると、非常階段の扉が二つある。
それぞれの防火用扉には、女性用と男性用のマークがついていた。
 どうやら、この世界では、非常階段が男女別々にあるらしい。
だいたい想像ができたので、俺は中を覗いてみるようなことをしなかった。
おそらく女性用の階段は大きくて、男性用のは普通の大きさなのだろう。

 どうやら、建物の構造は、完全に男の存在を忘れている訳でもないらしい。
俺は、なんとなくほっとする。

 俺達は、エレベーターに乗った。
ボタンの位置も少し高かったので、彼女が1階行きのボタンを押してくれた。

 佐恵子と二人きりで、エレベーターに乗った俺は、改めて彼女を見つめる。
目の前に、彼女の若くぴちぴちした太ももがある。
俺は彼女を見上げた。 彼女は本当に大きくて美しかった。

 俺はなんとなく心配になる。
佐恵子はこんなに魅力的なのに、どうして俺の秘書になんかなりたがるのだ?
彼女なら、もっと他にいい職業がいくらでもあるように思う。
 俺のことが気に入っているのだとしても、
彼女ほどの女性なら、もっといい男が恋人になってくれると思うのだが・・・。


 ビルを出た俺は、周囲を見回した。
予想した通り、建物がいつもの2倍くらいの大きさで、歩道も広い。
だが、俺はそれ以外のことで、いつもと雰囲気が違うことに気が付いた。

 俺の仕事場は、オフィス街の真ん中にある。
丁度、今は昼食の時間のため、ビルの中から、大勢の人々が出てきていた。


 彼女達は・・・ほとんど全員が女性で・・・美人で、グラマーで、巨大だった。






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