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(女の子の視点で)
気がつきましたか?先輩。
私です。あなたの後輩の大崎美雪です。
ずいぶん長い時間、気を失っていたので心配したんですよ。
状況が理解できていないようですね。
いいですわ、教えてあげます。
先輩は縮小病にかかって身長2センチの小人になって私の唇の上に乗っているんです。
高校の図書館で、突然小さくなった先輩を私が保護したのです。
あ、人間サイズの先輩の服はカバンに入れて私が持って帰ってきました。
でも、こんなに大きな服は、もう先輩に必要ありませんね。
そして当然、小さな先輩は裸です、こんなに小さいと着る服なんてありませんから。
あらあら、そんなに慌てないでください。暴れたら落ちますよ。
落ちたら痛いですよ。
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