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《 生徒会長の身長を測ってみます 》
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私は女子高校生の美雪です。
今日はたいへんな事が起きました。
私の尊敬する生徒会長が、教室でいきなり小人さんになってしまったのです。
これが今、はやりの縮小病なのでしょうか。
あまりの事に驚いて声も出ない私。
しかし、学校の校則によって、やらなければならない事があります。
(縮小病患者を見つけた者は、そのサイズを測って役所に報告しなければならない)
そう決められているのです。
私は生徒会長の身長を測ってみました。
あああ、なんて、なんて小さいのかしら!
今の生徒会長は、私の小指の爪くらいの身長しかありません。
あら、そう言えば、いっしょにいた副会長はどうしたのかしら?
私は周囲を見回します。 あ、いました!副会長です。
副会長も小人さんになって、いつの間にか私の服を登ってきていました。
そう言えば、生徒会委員の山田君はどうしたのでしょうか。
あ、いました、山田君は私の髪の中でもがいていました。
いつの間に私の髪の中にはいったのでしょうか?
自分達だけでは生きていけないと知っている小人達は私に助けを求めています。
彼らを見ている内に私の心に不思議な思いがこみ上げてきました。
そうだわ、この子たちは自力では生きていけない。
私が守ってあげないといけないの。
私は3人を連れて家に帰りました。
すぐに小人達は私が好きになったようです。
小さな体で私に奉仕をしてくれます。
それから夢のような日々が続いています。
私は、ずっとこの幸せが続いたらいいと思っています。
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