《 醤油、貸してください 》



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 その日、昼飯に親子丼を作ろうとした 京介は、醤油がないのに気がつきました。



 いつもは、妹の実由子ちゃんが料理をしてくれます。
でも、今日、彼女は、泊りがけで修学旅行に行って留守でした。

 京介は自分で食事を作らねばなりません。


 そして、お醤油がないと、親子丼が作れないのでした。
(本当は醤油は台所の何処かにあるのでしょうが、彼は見つけられませんでした。)

 まだコンビニなどという便利なものがない時代です。
ご近所の人たちは、互いに必要なモノを貸し借りして、暮していました。


 京介は、お隣の「あゆみちゃん」の家に醤油を貸りに行くことにしました。

 あゆみちゃんは身長5mの大きな女の子です。

 でも、彼女は親切で、幼馴染の京介と、とても仲が良かったのです。



 彼は水色のランニングシャツを着て、彼女の家に行きました。



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 その日、あゆみちゃんは下着姿でへたばっていました。


「う〜、暑いわ〜。」 彼女はぼやきました。


 まだクーラーなどない時代です、彼女は裏口を開け、風で涼んでいました。


「おーい、あゆみちゃ〜ん。」 そこへ京介がやって来ました。


「あら、京ちゃんじゃない、どうしたの?」

 あゆみちゃんは恥ずかしがる様子もなく、大きく股を開き、彼に微笑みました。


 身長5mの彼女の下着姿は、すごい迫力です。


 京介は彼女の巨体を見て、おもわず頭に両手をあて、たじろぎました。





「親子丼作るから、醤油貸してくれ」 彼は言いました。


「私がカツ丼作るから、うちで食べていきなさい。」
 あゆみちゃんは親切にも、そう誘ってくれました。


 京介は、素直に彼女の言う通りにしました。


 そして、二人は、仲良く昼ごはんを食べたのでした。


 食事の後、暑かったので、二人は全裸になって、いっしょに水風呂に入りました。


 それで、京介は「カツ丼のお礼がしたい」と言い、
彼女の大きな身体を、彼の両手できれいに洗ってあげました。


 彼の小さな手のマッサージに、あゆみちゃんは、とても気持ちよさそうにしていました。


 もちろん、彼女も「京介の小さな体」を洗ってあげました。








 その日、京介があゆみちゃんの家に泊まっていったのは、言うまでもありません。






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《 醤油、貸してください 》 終わり




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