《 お風呂の後は 》 U



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「あーいい気分!」


 浴室を出た私は、思わずそう言った。

 慎二といっしょに風呂に入り、一日の汗を洗い流した私は、とても爽快な気分だった。


 それから私はバスタオルで身体を包み、小さな慎二を胸元に抱きしめた。

「ねえ、今日はこれからどうするの?」

 私は、身長15cmの慎二に問いかける。
小さくて裸の彼を片手で、胸元に押しつけるのは快感だった。


「うんそうだね・・・、今日も一緒に寝ようか。」

 風呂上りの私の顔を見上げながら、慎二はそう答えた。








 私は右手で慎二の腰を掴み、顔の高さまで持ち上げる。

「うわっ。」 私の動きが速かったのか、彼は驚いたような声を上げる。

 私は彼の頭を、左手の人差し指で軽く叩いて言う。

「もぅ・・・、慎二ったら、好きなんだから。」

「そんなぁ・・・、真梨香が、そんなすごいボディをしてるからいけないんじゃないか。」

 慎二は私に抗議する。

「判っているわ。 私もあなたが大好きよ!」


 私はそのまま寝室へ向かう。
小さな彼を、その手に握り締めながら・・・。


 私は寝室に入り電気を消し、慎二を抱きしめたままベッドに入った。




 そして今日も、私たちは甘い夜を過ごすのだった。





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