《 帝国トルーパーの旅 》
 戦いこそ全て

----------------------------------

 俺は帝国トルーパー。 誇り高き帝国の一員さ。

 願いはもちろん、全宇宙の支配!



(帝国トルーパーA)
 我らの尊敬する皇帝陛下が崩御された。しかし帝国はくじけない。
皇帝の宇宙支配の意思は、我らが受け継ぐのだ!!

 こんな時にこそ、大幹部のベーダー卿にはしっかりしてもらわないとな。

 しかし、突然の不幸が襲った。
警官2人と戦ったベーダー卿は、あっさり負けてしまったのだ。
銃刀法違反・・・警察にライトサーベルが危険だと判断されて没収された。



 自分の実力に自信をなくしたベーダー卿は現実逃避、ひがな一日公園でブランコ。
帝国にも出社しなくなってしまった。

 あぁ、おいたわしや、ベーダー卿。 



 おのれ、ベーダー卿の仇はこの俺がとる。

 帝国トルーパーAは、これより鬼となりて戦うのだ。

 まずは生意気な警官達をやっつけてやるわ!!



 こうして、この俺は一人で警察に殴りこみに行ったのだ。


 ・・・・・・・・・。

 え、何・・・それからどうなったのだ? と聞くのかい。

 とほほほほ・・・武士の情け。 何も聞かないでくれ。



 いくら帝国トルーパーでも、一人で警察と戦って勝てる訳ねーだろ!!

 まぁ、なんだ。 何が言いたいかというと、あまり無理をしてはいけないのだな。

 どうやら、宇宙支配の夢は当分先のようだ。


(終わり)

 この物語はフィクションです。



目次に行く ←戻る 次回はバイオレンス系のお話です→