(性的な描写があります。 20歳未満の方は読まないでください) 《 真夜中の体育倉庫 》 第15話 画像 Jukesさま 文章 みどうれい この物語は真夜中の体育倉庫14話の続きです。 ---------------------------------- (男性の視点で) 俺の名は健一。 ごく普通の高校生である。 ある日の夜、俺は超能力少女(愛花)によって身長20センチに縮小された。 そのまま学校の体育倉庫に囚われる。 誰も来ない密室! 圧倒的に強い巨人となった彼女に抵抗できない。 そのまま俺は巨大な彼女に無理やりエッチをされてしまった。 そして彼女はとんでもない事を言い出した。 彼女が言うには、俺は超能力者一族の「始祖様」の血を受け継ぐ男性であると・・・。 よく分からないのだが、始祖とエッチをすれば愛花の力はパワーアップするらしい。 だからもう、決して俺を逃がさないと・・・。 冗談ではない。 確かに彼女は(普通サイズなら)可愛い女の子だ。 さっきエッチをされた時も、すごく気持ちが良かった。 しかし・・・ 身長20センチにされて、こんなプレイを続けられたら、こっちの身が持たない。 なんとか俺が助かる方法はないのか!? |
今の俺は下半身裸のままで、巨人愛花の太ももの牢獄に囚われている。 どうする事もできない。 やがて彼女の声が響く。 「それではこれから裁判をしますね」 「裁判って・・・何?」 愛花の言葉に驚いた俺は聞く。 「もちろん、 健一さんの罪を明らかにする裁判ですわ」 とろんとした目で巨人愛花が言う。 ここは完全な閉鎖空間・・・全てが彼女の思うまま。 それにしても、ついさっき俺のことを 超能力一族の始祖だと言った筈だが、あの話はどうなったのですか? 始祖様なんですから、もうちょっと俺のコトを大切にしてくださいよ。 もしかして、もう忘れてしまったとか・・・。 俺はそう思うのだが、怖くて声にだせない。 「被告は健一さんで、裁判官は私です」 「あの・・・弁護士は何処にいるのでしょう?」 「弁護士・・・そんな者はいませんわ」 やっぱりそうですか!? 「それでは裁判をはじめます。 被告、健一さんは私がこんなに愛しているのに それに気がつきもしなかった。 これは許されない罪です」 そんなアホな。 愛花のことなど知らなかった。 よく見れば可愛い女の子なのだから告白してくれたら、俺も考えたかもしれない。 もちろん、普通サイズの話であるが。 「それから魅力的な匂いで私を誘惑し、心を虜にしました」 いや、アンタの匂いフェチは俺のせいですか!? 「そして、他の女と浮気をするのではないかと私を心配させた。 罪状は・・・ えっと、あの・・・ そうですわ。 無関心の罪です! この私を無視するなんて許せませんわぁあ。 あまつさえ、この真夜中に 学校の体育倉庫に私を連れ込みHなコトをしました!! もうお嫁に行けません」 いや、ここに連れ込んだのも、Hをしたのも、お前だろうが・・・。 しかし、この巨女にまともな話は通用しない。 この女は完全にイッテしまっているのだから。 いったい、俺はどうなるのか? |