《 サキュバスマリア 25 》 巨大カップル編 ---------------------------------- (地面にいる人々の視点で) そこら中でパニックになっていた。 男達は逃げ惑う大勢の群集の中、波のように押し流され走っていた。 10分前まではここは普通の町だった。 人々は社会の一員として規律正しく生きていた。 それが今や混乱の極みだ。 混乱する都市で、凄まじいパワーを感じ彼らは頭上を見る。 そして人々はこの町の秩序を崩壊させた元凶を見た!! 凄まじい力で都市を震撼させた存在。 裸の巨人少年、高校生くらいの年齢。 呆然と立ちすくむ人々、あるいはビルに隠れるか、逃げ惑う人々。 巨人の股間の大きなペニスが剥出しだった。 その男性器は10階建ての雑居ビルよりも大きく勃起している。 そして巨人少年は自分のペニスをビルに押し付けた。 快感の表情! 巨人の男は高層ビルにペニスを突っ込み遊んでいるのだ。 濃厚な臭気がただよっている。 これは生物的な匂い。 精通した事があるのなら中学生でも知っている匂い。男性の精液の匂いだ。 そんな馬鹿な! その匂いはあまりにも圧倒的だ。 町で数万人の男性がオナニーをしても、こうはならないと思うほどの匂いパワーだった。 固い鉄筋コンクリートのビルの中で巨人が射精していると理解できた! 頑丈な高層ビルでさえ、巨人少年にとってはペニスで遊ぶ玩具でしかなかった。 そのまま高層ビルは巨人の股間に押され倒壊する。 もはや人間が抵抗できる相手ではない。地上の人々の背中に凄まじい恐怖が走る。 (巨人サキュバスマリアの視点で) マリアは姿を消し巨人となった良樹の行動を見ていた。 もし良樹に巨人として目覚める才能が無いのなら始末するつもりだった。 しかし良樹には、なかなか見どころがあった。 巨人のパワーを制御して肉体的に受け入れただけでなく、 すぐに巨人男性としての才能に目覚め、破壊の快楽に溺れてしまう。 マリアにとって良樹は間違いなく「こっち側の人間」だった。 彼となら楽しめそうだ。 姿を消していたマリアは超能力を使い、その巨体を都市に現す。 すぐにマリアに気がつく良樹。 「マリア先生!」 巨人高校生の良樹はマリアの前に行く。 マリアと良樹はほとんど同じ大きさ。2人とも都市の中の超巨人である。 黒い長髪の美しい女教師は、微笑みながら彼を見つめていた。 紫色の瞳に、きれいな眉、うすく塗られた唇、 整った顔には良樹を安心させる軽やかな笑みが浮かんでいる。 しかし・・・マリア先生は何でコスプレをしているのか?? 背中にはコウモリのような羽、頭には悪魔のツノ。 これは何の冗談なのか? 良樹は言う。 「あの・・・マリア先生、その姿は??」 「あ、この羽と頭のツノのこと? 気にしないで私はサキュバスだから」 「サ、サキュバス・・・って?」 確かサキュバスとは淫魔とか言われる魔物で男の精を吸い尽くすとか・・・。 空想の存在であるサキュバスが本当に存在したのか? マリアの言葉が嘘ではないと理解できた。 それならば、良樹の精はマリアに吸い尽くされてしまうのでは?? 「あ、心配しないで、良樹君の精は吸い尽くさないから。 良樹君は可愛いから、ちょっと精をもらうだけにしてあげるわ」 どういう反応をしていいのか分からない良樹。 マリア先生が本当にサキュバスなら今すぐに逃げた方がいいのでは?? しかし、良樹の思考はすでのマリアに支配されていた。 淫猥な食虫植物に囚われた虫のように、彼は逃げられない。 「うふふ、心配しないで、すっごく気持ちイイ事してあげるから」 マリアの言葉が良樹の頭に響く。もう抵抗できないと分かっていた。 すでに洗脳された良樹の目は、マリアの巨乳をじっと見つめてしまう。 大きい! その一言につきた。どんと張り出した乳房は、 どんな服でもボタンが閉まらないのだろうと予想できる巨乳だった。 こんな美しい巨乳巨人女教師と遊んでもらえるのなら、後の事はどうでもよくなっていた。 マリアは微笑んで、裸の巨人良樹の前でしゃがむ。 まじまじと彼の股間のペニスを見つめる。 「うは〜、大きいね、良樹君のモノ」 良樹がマリアの巨乳を大きいと思ったように、マリアも良樹のペニスの大きさに驚いていた。 彼の男性器は太く猛々しくそびえ、びくんびくんと脈打っている。 巨人になったためか、すごく硬く、大きく大きく勃起している。 その逞しさには、マリアでさえ驚嘆させる男性巨人のパワーがあった。 「うふ、元気印ね」 微笑むマリア。 ちなみに、マリアはいつの間にかメガネをかけている。 長いエルフ耳もめだたないように髪に隠している。 乳首の絆創膏もはずして、巨乳を惜しみなく見せつける。 教え子の良樹の前で、恋人として振舞いたいと彼女が望んだのか? 良樹の心に羞恥心が湧いて出てくる。 先程まで全裸ペニスでビルを押し倒しても別に恥ずかしいとは思わなかった。 それは都市にいる小人たちを人間だと意識していなかったからだ。 巨人なので無力な小人に裸を見られても、別になんとも思わない。 しかし自分と同じ大きさのマリア先生に、勃起したペニスを見られるのは、 予想していたよりもはるかに恥ずかしかった。 しかし、彼の欲望ペニスは彼の羞恥心など知らないかのように大きく勃起している。 彼のいきり立つ肉棒ペニスは、マリアの愛撫を予想したためか、 先端から先走り液をたらせながら、何かを期待するようにヒクヒクと動いている。 快楽の予感に身を震わせながらも、良樹は質問をする。 「あ、あの、マリア先生、僕を巨人にしてくれたのは先生なのですね」 「そうよ、良樹君と遊びたかったからよ」 「遊ぶって・・・何をするんですか?」 「はぁ、裸の巨人男女が都市にいて、やる事といったら、一つでしょ」 「え、え、え、そんな・・・」 マリアは良樹のペニスに顔をよせ、うっとりとした表情でそれを見つめる。 「あぁ、いいわあ、こんな場所で巨人カップルのセックスができるなんて夢みたい。 それじゃ、フェラチオしてあげるね」 「ええ!?」 快楽への期待に胸を弾ませる良樹。 (続く)
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