《 サキュバスマリア 26 》 巨大カップル編

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マリアはうっとりとした表情で良樹のいきり立つペニスを見つめる。
彼女が力を与えただけあって、今の良樹の反り返った逞しい肉棒の迫力は凄かった。

マリアが人間サイズで教師をしていた時、高校で良樹の姿をよく見ていた。
ズボンをはいているので彼の股間のペニスの大きさなど分からないが、
サキュバスの本能が(この子のモノはきっと大きいわ)と告げていた。
学校で良樹を襲ったりはしなかったが、妙な期待感はあった。
彼のモノを目の当たりにし、予想していた以上の逞しさにマリアの全身がビリビリと疼いてしまう。



少しだけのためらいがある。自分のサキュバスとしての吸精パワーを自覚している。
さっき良樹に「あなたの精を吸わない」と言ったが、それは大嘘だ。
良樹を巨大化させたといってもSEXしたら、結局はマリアが彼を吸い尽くしてしまうだろう。
あぁ、残酷な私・・・教師失格ね、
しかし、どんなに強く思っても、自分ではもう欲望を制御できない。
ためらったのは一瞬だけで、すぐに淫らな情欲がマリアの全てを支配する。
(我慢できないわ・・・サキュバスが精を吸って何がいけないのよ)

あらためて彼の股間のモノを見つめる。
逞しい怒張は、猛々しく天を向きながら都市でそびえ立っていた。
すでににじみ出ている先走り液が、彼の亀頭の先端を濡らしている。
ちょっとしたビルサイズのペニス、巨人の屈強なパワーを溢れ出させている。
今のマリアにもう躊躇いはない。都市で巨大化した時点で理性など完全に失っている。
マリアの女らしい唇がぱっくりと開き、淫猥な舌が滑り出る。
いきなり良樹のペニスを両手で優しく包み、
先端部を唇で優しく舐め、甲鉄のような肉棒にぬりゅとキスをする。

「うひゃあああ、るわあああ!」
良樹は素っ頓狂な声を上げる。
唇によるほんの軽い愛撫なのに、それだけで凄まじい快楽が全身を走る。



二人の巨人、マリアと良樹は自分たちが何をするのか分かっていた。
「それじゃ、いただきま〜す」 良樹のペニスを口にぱくりとくわえ込むマリア。
「わっ!……るうううぅぅ、気持ちいい」
サキュバスの舌と唇、驚愕の快楽に良樹は野獣のような咆哮をあげる。
ふっくらとした柔らかな唇が、咥えたペニスに唾液で濡らしながら
ゆっくりと根元のほうまで飲み込んでいく。良樹の下半身は麻痺していた。

「あ、あ、あ、マリア先生、凄すぎます!」
大きく勃起した良樹の巨人ペニスは、すでにマリアの温かい口中に飲み込まれていた。
その気持ちがいい事といったら!

先程、巨人になった良樹は、遊び半分で高層ビルにペニスを突っ込みビルを倒壊させた。
その時は、固いコンクリートの感触でも気持ちよかった。
しかし、巨大サキュバスのマリアの口の中は、それと比べ物にならないくらい心地いい。
まさに「死と引き替えにしないと得られない快楽」だった。
そう言えばマリア先生はサキュバスだった。
もしかして、僕はここで先生に精を吸い尽くされてしまうのでは?
そんな恐怖が良樹の脳裏に走る。
しかし、こんなに素晴らしい快楽を知ってしまった今、もう逃げられない。

マリアは良樹のペニスから口を放し、彼の様子をうかがう。
快楽を中断する「放置プレイ」だ。これをやられたら男はたまらない。
そう、放置プレイはわずかな時間なら快楽を倍増させるのだ。
マリアの愛撫を願う良樹は(もっとお願いします)という視線で見る。
良樹が心まで自分に囚われた事を知り微笑むマリア。

いつの間にかマリアの「革首輪」が「紋章付きのネックレスタイプ」になっていた。
髪に隠れて見えにくいが、耳にはおしゃれなイヤリング。
彼女が巨人良樹に、自分を正式な恋人として見て欲しいと望んだからだ。



再びマリアは大きく勃起した良樹のモノに舌を這わせ、歯で軽く甘噛みする。
強烈なフェラチオの再開。全身が痺れてしまう程、気持ちがいい。
「ああぁあううう!」すぐに射精してしまう良樹。

ドピュッ!ドピュッ!ビュルルルルー!!
恥ずかしい音をたてて、大量の精液がマリアの口の中に放出される。
本当に勢いが強くて粘度が高いとこういうドピュビュッという音になるのだ。
人間サイズだった時は自分の射精音など、ほとんど聞こえなかったのだが、
やはり巨人になった良樹の射精するパワーは音だけでも凄まじくなっている。
そして射精した精液の量も、マリアでさえ全てを飲みきれないの膨大な量だった。

巨大良樹の放出した精液はマリアの口から溢れ出し、マリアの体に降り注ぐ。
マリアの大きな巨乳も健康的なお腹も、精液で白く染められてしまう。
「はぁ、はぁ、はあ」 快楽の余韻にひたる良樹。
そのまま腰を抜かした良樹はそこにへたり込む。
マリアはそのままのしかかって来たので、押し倒される格好になる良樹。
しかし、マリアのフェラチオは全く止まらない。
(まだまだこれからよ) 貪欲な巨大女淫魔の性欲は無限大だった。

ズリュ、ずりゅりゅ、という淫猥な音と共にフェラチオが再開される。
微笑むマリア。どうやら良樹には巨人としての才能があるようだ。
この子となら、都市での巨大カップルSEXが楽しめそうだ。


都市に押し倒された良樹。
固い都市の地面なのだが、巨大化した彼の肉体は強靭で柔らかくさえ感じる。
背中にいくつものビルが押し潰されている感触がある。
そのビルの中には逃げ遅れた大勢の人々がいるのだろう。
巨人カップルのSEXで、何の意味もなく潰される人々!
そして都市を押し潰す良樹の背中に、熱い快感が広がる。
背中など性感帯ではないのに、すごく背中が感じる。
今の自分は人間以上の力と性欲を持つ存在なのだ。
自分が超巨人になった事をいまさらながら実感する。

しかし、やはり今の良樹を一番感じさせるのはマリアの唇と舌の愛撫だ。
マリアは、いきり立つ良樹の肉棒の先端を舌でイタズラし、
亀頭全体を淫猥な唇で飲み込み、裏筋に柔らかい舌を這わす。
全身が蕩けていくような快感が走る。
「あ、あ、あ、凄く気持ちいい!」

ドピュッ!ドピュッ!ビュルルルルー!!

本日3回目の射精!
「うふふふ、いっぱい出たわね」 

良樹ははぁはぁ、と言いながら、そこに倒れたまま動けなくなる。
やはりマリアのパワーは彼には強過ぎたようだ。少し休ませてあげよう。

そう言えば、せっかく巨人になったのだから、巨人らしいSEXをしないと意味がない。
巨人SEXの醍醐味の一つ・・・それは小人を使用したSEXだ。
快楽の生贄となる小人を捕まえないといけない。
マリアは小人を求めるように宙に手を伸ばす。




(続く)



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