《 ミア と 涼一 》 その3

               CG画像 June Jukes
               文 みどうれい

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(再び、涼一の視点から)

 涼一はすごく驚いていた。こんな大きな女性がすぐ近くにいたのに、どうして気がつかなかったのだろうか。 涼一は声もでない。心臓がばくばくいっている。

 
5倍サイズの女性に会いたくて、ここに来たのに、いざ現実に目の前でみると、もの凄い迫力だった。

 体が硬直して動けない。呆然としていた。

 大きいだろうとは想像していたが、見ると聞くとは大違いだ。女の巨体が壁となって迫って来ているような弩迫力だ。そして彼女はまぎれもなく現実に存在していた。




 年齢は17〜20歳くらい。張りのある白い肌、彼女は黒いビキニ水着を着ている。

 彼女の巨大な体のすさまじいサイズを見上げた時、快感が涼一の体を走り身震いした。 長い脚は涼一の左右に羽ばたいてひろがっている。 彼女と出会ったわずかな時間で、巨大なサイズの甘美な脚は涼一をほとんど悩殺していた。

 それは、大きくて快感的な艶があり、とても引き締まっていた。
彼の身長よりずっと高く長く、暖かいすべすべとした滑らかな肉のすばらしい柔軟な柱…。

 涼一は自分が
彼女の太ももに挟まれるのではないかと妄想する。



 涼一のすぐ目の前に彼女の股間!! 腰くびれに紐がかかり、黒く薄い三角形の布が太ももの間の女性自身を隠している。 腰は絞れて細く、その下で豊かな尻が彼を威圧するように盛り出ている。

  大きな彼女はしゃがんでいるのに、彼の視線の位置にビキニの股間があるのだ! なんという大きさなのか。普通の衣料品店で彼女にぴったりあう服を見つけることなど絶対に不可能だろう。

 顔を少し上げれば、
猛烈に盛り上がった巨乳!

 申し訳程度の布で隠している。黒い布を突き破らんばかりに膨らんでいる! 誰にでもはっきりと分かる豊かなふくらみは瑞々しく迫り出していた。 ビキニブラの真ん中には双つ、乳首の突起がかすかに見える。

 太ももの上に軽く乗せた女性らしい柔らかな腕。だがそれは無力な男など全く抵抗できない強烈な力があると感じられた。

 顔を見上げる。 彼女は外国人とのハーフなのだろう、銀色に輝くプラチナブロンドの髪。整った鼻筋、淡いピンク色の唇に少し笑みを浮かべ、知的な瞳が細められてじっと涼一を見ている。

 はるか高みから彼に微笑みかける顔は驚くほどの美人で、まるで3D映画の女優を見ているように思えた。 身長は8mくらいか?

 
それにしてもでかい、すごく大きい。

 凄まじいパワーを感じる。とても彼女には勝てない。涼一は彼女の圧倒的な迫力の前に全く動けなくなっていた。

 
もしかして、彼女は涼一を襲って
強姦するつもりなのでは・・・


 恐ろしい妄想が彼の心に浮かぶ。巨人の彼女ならそれが簡単にできる。

 そしてその想像は・・・すぐに現実になった。


 (続く)



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