《 巨大ボディコン娘の襲撃 》



----------------------------------




 ずうううんん!!



  轟音と共に、彼女の巨大な足が地面に降ろされた。
 大きなビルが揺れ、ガラスが砕け散る。
 衝撃で、地面の人々の半分以上が倒れてしまう。

 その姿を、ボディコン姿の巨大な少女が、笑いながら見つめていた。


  身長170m・・・彼女は信じられないくらい巨大だった。

  彼女の服はその巨体に密着して、美しい肉体美を強調していた。


  足元では、小さな男達が逃げ惑っていた。
 彼女から見て、2cmにも満たない無力で哀れな男達・・・。

  彼女がちょっと足を前に出しただけで、
 大勢の男達を、虫のように潰してしまえるだろう。


  彼らのかすかな悲鳴が、彼女にも聞こえている。

  彼女はこのゲームを楽しんでいた。
 それで、わざとゆっくり足を上げる。


  巨大なパンプスの裏には、ぺしゃんこになった車がはりついていた。

 彼女が足を上げたあとの道路は深くめり込み、大きな亀裂が広がっている。



  大きな・・・大きな足が彼らの頭上に迫る。


 「ほらほら、早く逃げないと踏み潰すわよ!」

  彼女の無慈悲な言葉に、人々の悲鳴が高まった。


 「どっしぇええー。」

 「うわあーー!!」

 「ひいえー、 やぁめぇろぉおお!」

 「助けてクレー!」


  転がった人々は起き上がり、また走り出した。












  彼らは、必死になって走った・・・。





  もちろん、誰も彼女から逃げることなど、できはしなかった。






目次に行く 戻る めくる