《 頭上の脅威 》





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  俺の頭上にそびえるソレは、彼女の肉欲を象徴するように赤く火照っていた。



  視線を少しずらすと、雄大な体の終着点 遙かな高みから、
 彼女の双眸が俺たちを逃さず捕らえている。



  焦り、恐れ、混乱する俺たちを見るその表情は、
 無様に逃げ回る小人の様子を心底楽しんでいるようだ。









  彼女は、その大切な部位をゆっくりと上下させ、
 今にも呑み込もうと繰り返し脅してくる。


  それが何度続いただろうか。 不意に彼女は背を反らせ、
 そして体の震えに応じて暖かい粘液の滴が落ちてきた。


  体のふるえが止まると彼女は深い溜息をつき、再び俺たちを注視して言った。



 「想像しただけで逝っちゃった。 じゃ、本番も楽しませてね♪」







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