しばらくの間、彼女は裸になった俺のカラダを見つめていたが、
やがて、巨大な手を俺に伸ばしてきた。
女性らしい繊細さがあるものの、すごく太い指が、俺に迫る。
俺は、反射的に彼女の指先を蹴飛ばした。
ずん! 俺の脚に鈍痛が走る。 俺は驚いた。
ダメージを受けたのは、俺の方だ。 全く話にならない。
まるで鉛の詰まったサンドバックを、蹴飛ばしたような感覚だ。
「うわああああ!!!」
やけくそになった俺は、すぐ目の前の彼女の指を、何度も蹴飛ばした。
彼女は俺の無力さを楽しむかのように、指を動かさずに、俺の好きなようにさせていた。
やがて俺は、何回蹴っても、彼女の指に何のダメージもあたえていないことに気がついた。
俺は抵抗をやめて、彼女の顔を見上げた。
彼女は、ふくよかな胸を震わせて、楽しそうに笑っていた。
まさに彼女は塔のような巨体だった。
俺の背筋に恐怖が走った。
俺は、とんでもない巨人を蹴飛ばしたのだ。
自慢するわけではないが、空手をやっている俺の蹴りはすごい。
普通の男なら一蹴で、悶絶させる自信がある。
ところが彼女の指は、俺の蹴りなど全然問題にしなかった。
俺の脚は、彼女の指よりもずっと小さい。
おそらく俺の蹴りは、彼女には「触っているな」と感じられるくらいの力しかなかったのだろう。
俺は今日までの人生で、ずっと自分が強い男だと信じて生きてきた。
巨人女に捕らえられたにも関わらず、俺はまだ自分の立場が分かってはいなかったのだ。
俺はようやく理解した。
今の俺は、この巨人女の玩具でしかないということを・・・。
俺が動かなくなったので、彼女は今度は私の番よというように、行動を起こした。
彼女は笑いながら、太い二本の指で、俺の脚をゆっくりと摘んだ。
信じられない強い力だ。 とても抵抗できない。
彼女の指の力に、俺は悲鳴を上げる。
彼女は俺の悲鳴を無視して、彼女のもう一方の手で俺を押さえ、俺の脚を引っ張る。
彼女が、囚われの身となった俺の脚をぐいと引っ張った時、俺はのたうって逃れようとした。
だが、どんなに俺がもがいても、彼女の指からは自由になれなかった。
彼女は俺が暴れるのを、楽しむように笑っていた。
俺の必死の抵抗は、全く彼女の指の前に無意味だった。
俺は恐怖に震え上がった。
彼女は、指先だけでも、俺の体を引き裂くくらい簡単にできるだろう。
彼女の雷のような声が響いた。
「小人さん、あなたは命知らずね・・・。
私みたいな大きな女の指を蹴飛ばすなんて、
私が怒ったら、あなたはいったいどうするつもりなのかしら?」
言いたい放題だ。 しかし彼女の力に、俺はどうすることもできない。
「私がこの指で、あなたの足を引っ張ったら、
簡単に、あなたの足を引き抜いてしまえるような気がするんだけど・・・。
あなたは、そう思わないの?」
そして、彼女は俺の足をもう一度引っ張った。
冷静に考えれば、彼女はそれほど力をこめていなかったのだが、
俺は本当に自分の足が引き抜かれると想像して、悲鳴を上げる。
この時、俺は自分の股間のものが大きくなっていることに気がつき、驚いた。
巨大なオンナに裸にされて、指先で脚を引き抜こうとされているのに、俺は興奮している??
こんなアホな話はなかった。
「こら! 勃つな!!」 恥ずかしさのあまり、俺は心の中で自分の息子にそう怒鳴った。
彼女にこんな姿を見せるわけにはいかない。
これでは、俺がまるで彼女の玩具にされるのを喜んでいるかのようだ。
俺は歯を食いしばり、息子を小さくするように頑張った。
だが無駄だった。
彼女の巨大な指が、俺の脚を引っ張るのは、すごく怖かったが、
俺の身体に彼女の手が触れるのは、不思議に俺を興奮させた。
俺の息子は、彼女の手のぬくもりを感じ、いきり立っていた。
「やめろーーー!! 放せええーー!!」
パニくった俺は、またしても無意味なことを叫ぶ。
しかし、彼女はくすくす笑うだけだった。
彼女は俺の言うことなど、気にもしていなかった。
巨大な彼女は、俺と会話をする気が全然ないようだった。
俺は駅前で彼女にふらふらついて行ったことを後悔していた。
さっき彼女と出合った時なら、俺の方が強かっただろう。
いや、闘うと言うより、少なくとも俺は逃げるくらいはできただろう。
しかし、俺は小さくされて、彼女の玩具にされている。
彼女は、俺の身体をただ絞るだけで、俺を虫のように潰すことができる。
だが幸いなことに、彼女は、俺を本気で苦しめないように、手加減をしてくれていた。
彼女は俺と遊びたいから、ここに連れて来たのだ。
ならば、彼女に逆らわなければ、少なくとも俺を捻り潰すことはしないかもしれない。
俺は抵抗するのを諦めた。
彼女は、俺の脚を引っ張るのをやめ、まじまじと俺の身体を見る。
俺も彼女を見上げた。
彼女は本当に大巨人だった。
すぐ目の前に、ブルーの巨大ブラジャーに包まれた巨大な胸がせり上がっていた。
恐ろしい大きさだ。 俺はいったい何を考えていたのか・・・。
こんな巨人に抵抗できるわけがない。
やがて彼女は、人差し指で俺の裸の身体をなでまわし始めた。
彼女の太い指の愛撫に、俺はぞくっとする。
き、気持ちいい・・・。 思わず喘ぎ声を出してしまいそうになる。
俺は目を閉じ、彼女の愛撫に耐えた。
目を閉じた俺は、昔、親に隠れて読んだ成人向けの小説を思い出していた。
美少女アイドルが、屈強な男に襲われるという内容の小説だった。
主人公の少女は男に襲われ逃げようとするが、男の逞しい腕に捕まえられる。
少女は必死になって抵抗するが、華奢な身体では、大柄な男の腕力に適うわけもなく、
ベッドに押し倒され、楽々と服を剥ぎ取られる。
なすすべも無く少女は、男に蹂躙される。
少女は歯を食いしばり、男の愛撫に耐えるのだが、
やがて、彼女は男につらぬかれて、喜びの声を上げるという内容だった。
今から思えば、「ただやるだけの小説」だったが、
中学生だった俺はそれを読んで、ものすごく興奮したのを覚えている。
もちろん、そんなことは小説の話だ。 現実に起こるはずはない。
乱暴にされて喜ぶ女性がいる筈がない。
しかし・・・、今、巨大な指が、俺の身体を玩んでいた。
俺は小説の少女のように、強い力で犯されようとしていた。
そして・・・、信じられないことに、俺はそれに快感を感じていた。
俺は焦った。 あいかわらず、俺の息子は大きなままだ。
俺は、彼女が完全に俺を支配しているのを理解し、力が抜けていくのを感じた。
彼女が、俺にできない事は何もなかった。
俺は、完全に無力だった。
彼女は、俺を玩具のように使用することができた。
うう・・・、気持ちいい・・・。
彼女の指は、俺の身体をいじくっていた。
彼女の身体は大きすぎたが、彼女の動きは完全にコントロールされていた。
彼女の指の指紋の複雑な擦れ具合が、とても気持ちいいい。
俺は彼女の指の下で、どうしようもなくあえいだ。
今まで経験をしたことがない快感に、俺はどうにかなりそうだった。
俺はかすれた声で言った。
「や、やめてくれ・・・。 お、俺を元にもどしてくれえ・・・」
彼女の声が響いた。
「小人さん、今からいいことをしてあげるわ・・。」
彼女は俺を握り締め、ベッドの上に運んだ。
俺は2mも上から落とされ、シーツの上で転び、悲鳴を上げた。
柔らかい敷布団の上でなければ、怪我をしていたかもしれない。
彼女はベッドの上で、立ち上がった。
俺の格好が可笑しかったのか、彼女はくすくす笑っていた。
かっとなった俺は文句を言おうと思って、彼女を見上げ・・・、息を呑んだ。
俺の目の前に、彼女の巨体があった。
身長20メートル以上もある巨大な女神像の肉体・・・。
俺は呆然とそびえ立つ彼女のボディを見上げた。
俺は彼女に文句を言うことなどできなかった。
小さな俺とくらべて、彼女はあまりにも巨大な存在だった。
さっき服を脱いだ彼女は、セクシーな下着姿だった。
プレイボーイのピンナップでも見たことのないようなすごい肢体が、
すごい大きさでそそり立っている。
一度見たら忘れられない、夢にまで見そうなボディだ。
これは興奮するなと言われても無理だ。
ベッドの上にいる俺のすぐ目の前に、全面にレースをあしらったブルーのパンティーがあった。
その布は、俺の大きさなら、4〜50人くらいなら楽にくるんでしまえる程の大きさがあった。
彼女の股間の付け根には、うっすらと彼女の草むらが透けて見えていた。
彼女のパンティーはぐっしょりと濡れていた。
その時、俺は、彼女の甘い香りが、さっきより強くなっているのに気がついた。
その香りは、とてもそそられる匂いで、俺を興奮させた。
それは、彼女の股間のあたりから漂ってきていた。
「・・・興奮してる。 (-_-;) 」 俺は呆れ、そして焦った。
どうやら、先ほどの俺の抵抗は、ただ彼女を喜ばせただけだったらしい。
このままでは完全に彼女の思うままだ。
俺はなんとか逃げる方法はないかと周囲を見回した。
俺はバスケットボールができそうなくらい大きなベッドの上に乗せられていた。
もちろん柵などはないのだから、ここから飛び降りることはできる。
しかし、そんなことをしても無意味だ。 すぐに彼女に捕まるだけだろう。
なんとか外部に救援を求めることは、できないのか・・・?
俺は、ふと違和感を感じた。
さっき、この部屋に連れ込まれた時も、俺はベッドの上に乗せられた。
その時、俺のズボンのポケットに、何か硬いものを入れていたような・・・。
「うわああ!」 俺はあることを思い出し、大声を上げた。
携帯!! 携帯電話ああーー!!!
彼女の巨大な右手が俺の目の前に降りてきた。
彼女の手は、そのままブルーのパンティーに入り、中をまさぐった。
俺の視界をおおうくらいの大きさの巨大パンティーの中で、
彼女の太い指が、ゆっくりと官能的に動いていた。
彼女は俺の目の前で、自分の大事なところを愛撫しているのだ。
それは非常識ではあるが、とてもそそられる光景だった。
だがそれに見惚れている場合ではなかった。
俺は自分のうかつさを怒っていた。
俺は携帯電話を持っていた。 駅前で、それを使って夕子と話をしたのだ。
そして、俺が身長15cmにされた時も、確かに携帯はいっしょに小さくなっていた。
しかし、彼女の指で裸にされた時、俺の携帯はズボンごと何処かに持っていかれてしまった。
もちろん、彼女に捕まった時、電話をするひまなどなかったが、
外部に連絡をするたったひとつの方法を、あっさり奪われてしまうとは・・・。
なんで忘れていたのか。 うかつとしか言いようがない。
小さくされた俺は、ショックで、まともな思考もできなくなってしまったのか・・・。
俺が呆然としている時、彼女は彼女の巨体に手を滑らせ、
自分の肉体を官能的に愛撫し、ゆっくりと時間をかけてパンティーを降ろした。
目の前に黒い翳りが映ったが、すぐにそれは上から降りてきた彼女の左手で隠されてしまう。
俺に見られて恥ずかしいのか・・・それとも俺をじらしているのか・・・。
パンティーを脱いだ彼女は、空いている右手を彼女のブラジャーに廻し、ホックを外す。
巨大ブラは、彼女の艶かしい巨体の上をずり落ちる。
ぶるるるん!!
2つのものすごく盛り上った胸が、まろび出る。
空気が振動し、俺の肌に伝わる。
窮屈なブラから解放されたのを喜ぶかのように、彼女の乳房は躍動している。
彼女のピンク色の乳首は、興奮して大きくそそり立っていた。
彼女の胸囲は、どう見ても十数メートルはあった。 すさまじい迫力だ。
俺の目は、彼女の胸に釘づけになってしまった。
俺は携帯のことを忘れ、彼女の巨大で美しい体を、じっと見ていた。
彼女はあまりにも神々しく、力強かった。
そして、俺は、ベッドに腰を抜かしてへたり込んでいる自分自身を見た。
巨大な彼女に全く抵抗できない非力な身体・・・。
俺に知っていた。 今から俺がこの大女に玩ばれることを・・・。
彼女は、彼女の特注らしいブラジャーを掴み、ベッドの俺のすぐ横に落とした。
ハーフカップの巨大ブラは、彼女の胸をかろうじて隠せる程度の大きさだった。
しかし、俺にとっては、片方のカップを寝室として使用できるほどの大きさだ。
彼女のブラを目の前に落されて、俺は改めて、自分があまりにも小さいことを実感した。
俺は、すっかり怯えていた。
「ねぇ、すばらしいでしょう。 私の身体・・・。
今から、あなたはこの身体と遊べるのよ。」
彼女はそう言うと、前かがみになり、大きな胸を俺の方に、ぐっと突き出した。
彼女の二つの乳房は、俺を押し潰さんばかりの勢いで、俺に迫った。
俺は悲鳴を上げ飛び起きて、ベッドの上を彼女の反対側に向かって走り出した。
後で考えれば全く無意味な行動だった。 いったい、何処に逃げるつもりだったのか?
すぐに彼女の巨大な手が背後から俺に迫り、俺は捕まってしまった。
必死で走ったのだが、巨大な彼女は、信じられないくらい速かった。
彼女の手は、俺のほぼ全身をすっぽり飲み込んでしまえるくらい大きかった。
彼女は、俺が「玩具の人形」であったかのように、俺を持ち上げた。
彼女は、顔の前に俺を持ち上げ、俺に言った。
「あら・・・、あなたはとってもお馬鹿さんね。
せっかく私みたいな美人が誘ってあげているのに、逃げようとするなんて・・・。」
あのな・・・、「誘っている」じゃないだろ。 「襲っている」だろ。
やけくそになった俺はぼやいた。
もちろん、彼女に聞こえないように、心の中で言ったのであるが。
彼女は、俺の抵抗を楽しんでいるかのように、言葉を続ける。
「ねぇ・・・。私のような大きな女の子と遊べるチャンスなんか、きっともうないわよ。
男だったら、怖がらないで、何にでも挑戦してみなくちゃいけないわ。
心配しないで、素晴らしい夜をプレゼントしてあげるわ。
普通の女の子には、とてもできない気持ちのいいことをしてあげるんだから。」
彼女はそう言って、笑いながら俺の裸の身体を、彼女の巨胸に押し付けた。
今回は、彼女の無茶苦茶なセリフにつっこみを入れる時間すらなかった。
ものすごい胸肉の圧力に、俺は悲鳴を上げる。
周囲に、彼女の喜びの声が響いた。